天使たち
さて、以前もちょっと書きましたが(↓)、
私の夫氏ったら、もうアドバイザーかコンサルタントかってくらい、男友達たちから毎日、電話がかかってきて、話を聞いている。中には付き合いの長い女友達までいる。1日に複数の友達から電話、というのはよくあるし、うちに来る子もいる(実は今も一人家にいる😂)。
彼は、話をじっと聞くのと、ジャッジメンタルじゃない(人をすぐに「こう」と決めつけない)し、すぐにアドバイスしようとしないので、みんな話しやすいのだと思う。だから気持ちはわかる。
しかしなー。家計が心配な妻としては、
仕事しろぉぉぉ!!!!
ていうか、その能力を仕事にしたら???
と思う時もありまして、たまーに斜めな目線で見てたりしてたのですが。
でも彼は彼のできることを、最善を尽くしていると信じているので、まぁあまりガミガミ言わず、見守っていたわけです。
ところがですよ…
裕福な自殺願望の子が彼にお礼にと、まぁ色々なものを送ってくるようになりまして。最初の数回はオトナのおもちゃで(彼はその分野に詳しいそうで😅)、「要らんがな…」と山積みになったそれを二人して笑ってたのですが、今度はちょっとした医療器具を送ってくれるようになりまして。
これが!
夫氏の抱えている体の不調問題・痛みを和らげてくれるのが多くてビックリ!
それから、夫氏がコロナになってしまったのに、私がほぼ家を空けていて面倒を見てあげられなかった時には、もう一人の西海岸の友達(ほぼ毎日彼に1時間は恋の相談をしている)が遠隔で薬を手配してくれたそうで。
わ〜みんな、神様から使いとして回された天使みたいじゃないの。
彼、愛されてるんですね、色んな友達から。💖
そして、塞翁が馬というか、何がどう転がってどうつながっていくかわからない、というか。友人との時間、友情を大切にする夫氏から、また学ばせてもらいました。
人生、なんとかやりくりするので精一杯な時でも、なんとか時間を作って、周りで助けてくれる友達たち、それぞれの人生を戦う友達たちを思いやるのを忘れないようにしたい。
これをもう少し頑張るのが、今から始める、2023年の目標かな。
12月もあと少しで終わり。
暖かくしてお過ごしくださいね。
ザ・ボディガード
ほわーーーーーっ!
まぁ最近鬼忙しくてもう、どんだけ精一杯全部やっても回せないくらいでして、ブログが1ヶ月に1記事という事態に。ガビョーン。
で、またひっさしぶりに出張して来ました。今回は北の方に日本からいらしたクライアントに同行して通訳行脚だったのですが、なんと、オバマ大統領とか歴代の大統領のボディガードを務めた経験のある州の警察官が滞在中ずっとエスコートしてくれまして。
これが、さすがボディガードだけあって、背は190センチで、彼の広い肩幅の背中は大きな盾みたい。顔はシルベスター・スタローン似で、それは別にどうでも良いんですが、定年まであと数年と言ってたのに、そんなの関係ないくらい、シルベスター・スタローン似の低い声が素敵。✨
しかも!
ものっすごく細かいところに気がつく人で、私たち一行が訪問先からもらったお土産の1つに、どう考えてもいらない😅1メートルくらいの木の定規(もちろん目盛りはインチ)があったんですが😂、それを全員分まとめて持っているのをチラッと見て、「その定規、もしいらなかったら、自分のところで処理しておいてあげますよ。」と通訳の私に耳打ちしてきた。
私はクライアントが困ってるのは知ってたので、「うーん、トランクに入らないと思うんですよね… でもせっかくもらったのだからそれは失礼かと思うんです。」と言ったところ、「大丈夫。誰もこれの行方について知ることはありませんから。(ウィンク!)」とのお返事。
誰も「何この定規…」なんて一言も彼の前で言わなかったし、彼は日本語は一切わからないはずで(途中で「日本にもマックはあるんですか?」と聞いてきたくらいだし😂)、なのに状況を察して、さらにそんな申し出をするなんて。
もうねぇ、胸がズキューーーーーーン💘でしたね…撃ち抜かれました。
また、サインフェルドの人(↓)に似ている広報担当の人が、「この近辺で美味しい食べ物は、イタリア料理ならここ、タイ料理ならここ、それから寿司なら…」と言い出した時に、ボディーガード氏が小声で「いやいや、自分だって日本に行ってまでステーキとか食べたくないだろ?」「あ、そうか…」という会話が聞こえてきて、んもう… その気配りよ。😍
そして、あるショーを見て私が涙ぐんでしまい、慌てて涙を拭いてる間、気配で彼が気付いてるのは感じましたが、彼は私より後ろに下がって、涙を拭き終わるまでそっとしておいてくれたのでした。🥹
国家元首につくようなボディガードって・・・
ガタイが良くて、銃弾も通過しなそうな分厚い筋肉モリモリの強そうな用心棒って感じなだけじゃダメなんですね、きっと・・・人をよく観察して、色々とさりげない気遣いができるくらいじゃないとダメなんじゃないかしら。常にその物腰に落ち着きがあって、場の空気をよく読んでいて、必要なヘルプをさりげなく出すような。
っくあぁーーーー!!!
かっけえええええええええーーーーーーーーーー!!!!
と、もうメロメロでした💕。
こういうギャップが素敵なのか、私がそういう気配り力ゼロなので、逆に私の持ってない能力の高さにグッと来たのか分かりませんが、見た目も別に好みでもないのに、惚れました。
ふ〜、危ない、危ない😂😂😂😂😂
世の中って素敵な人で溢れてるなぁ・・・こんな人に出会えて良かったなぁ・・・と思った出張でした(何しに行ってん!😂😂)。
(元祖「ボディーガード」といえばこれ。大学の英語の授業で20回は見たやつですが、こういう感情を抑えた感じが素敵ですね。見たことなければ是非オススメ。)
さーて、気づいたら12月。
今年も終盤ですね。
良い1年になるよう、最後、引き締めて行きましょう!
ではん。
母の気持ち
うちの母は、多分、世界で最も敵に回さない方が良い種類の人だと思う。なぜなら、彼女は愛する家族を全力で守ることにかけては天下一。怒り狂った時の母は、さながらドラゴンが火を吹いてるかのようだ…と子供ながらに思ったことがあるくらい。多分、私と弟に危害を加えようものなら、まぁそいつは生きてはいられないだろう…と本気で思えるくらいである。数々のエピソードは母のために控えておくが😂😂😂。
でも、実は私は20代の頃などは、そうやって母が全力で私に1ミリも危害が加わらないように守ってくれたことは、私にとって良くなかったのではないかと思っていた。
小学校1年生の時に若干意地悪い友達がいた時も、当の私はなんとなく嫌だな〜困ったな〜くらいに思っていたみたいだが、なぜかその子たちのグループとつるんだままでいた(シャイでおとなしい子だったんですよ、昔は!!)。で、ある日、そのグループと一緒に下校してきた私を、雨の中傘をさして仁王立ちで待っていたのは母で、その場で意地悪な子にガツンと言ってくれ、私はその状況にただビックリしていた。今でもその母の立ち姿は鮮明に思い出せる。その後、意地悪少女とはつるまなくなった記憶。
(母、こんな感じで立ってた)
中学校1年の時だって、あまり嬉しくないあだ名がつけられてしまって何も出来ずにいたら、母が学校の先生に言いに行ってくれ、またまた何もせずとも、あだ名問題は勝手に解消してくれた。
でもその結果、私は自分が嫌だと思っている気持ちに対して敏感にならず、その状況を打開するために自分で行動することを学ぶ機会を失ってしまった、と思ったのである。なんだかんだ母が守ってくれたせいで、私はNOをハッキリと言うべき時に言い、自分に対して嫌な態度をしてくる人に対して、毅然とした態度で「やめろ」と言う勇気と行動力を身につけられなかった。その辺の自分軸もぼんやりしたまま、自分を大事にするとはどういうことかもわからないまま、育ってしまった。その結果、むしろ失ってしまった、失いたくなかった友情もある。
そんな風に思ってた時期がある。
とはいえ、ここメリケン帝国では、そんなぼんやりした態度では生き延びられないので、渡米後はどんどんと自分の立場は明確にし、相手に対してハッキリものを言えるスキルが身に付いてきたと思う。実は、アメリカに育ててもらった部分は、結構ある。
(メリケンライフも20年越え…)
で。
全然話は変わるんですが、実は最近うちの猫姫さんに興味のあるオス猫数匹が現れたようで。1匹はタキシード。めちゃくちゃダンディで紳士。もう1匹はオレンジ色の縞模様で、ブサメンかつアロハシャツが似合いそうなヤクザ風。どっちもうちの近所をテリトリーとしている。
で、オレンジ氏が一度うちの姫を家の戸口まで追いかけてきたものの、夫が現れて逃げていった事件が起きた。数日後、道端でたまたまオレンジ氏を見かけた時、私がとった行動は・・・距離を保ちながら威嚇、でした。もちろん手は出しませんが、「あんた、うちの子に何かしたら、タダじゃ済まないわよ」という厳重注意メッセージは伝わったはず。😤
(オレンジ氏はこんな感じ。体つきはもっとズッシリしてる。)
また玄関でシャーっとなっているうちの姫に気付いて、慌てて見にいったら、今度はタキシード氏(↓)がいた時は・・・即座に「シャーッ」と猫ばりに歯を見せて、脅してました。気がついたら、私が、猫相手に。😂😂😂
そう。
この黒猫ちんは、もうかわいくて可愛くて仕方ない、私の相棒。この姫にちょっとでも怪我させようものなら、相手が猫だろうがワニだろうが警察だろうが、タダじゃおかねぇ!!っていう気持ちを全身で感じてしまい、ふと、私を全力で守ってきた母の気持ちは、これだったのか…とわかってしまったのです。
母は反面教師にして、自分の子供には、
「泣きべそかいて家に戻ってくるんじゃない!やり返してこい!」
と叱咤激励して、相手に自分をいじめさせない力を身につけてあげるのだ!」なんて、頭では思ってたのに。
猫ですらこのザマですよ。
自分の子供だったら?
当然うちの母同様、全力でかばうし、戦うでしょうね。はい。子供が怪我しながらも、自力で立ち向かうまで見守る勇気なんて、そう簡単には出てこないかもしれない。
そしてふと、母もそうやって、全力で私を愛してくれてたんだな… と思い至ったのでした。色々母のせいにして、ごめんやん…。
当然ですが、夫に対して危害を加えたり、何かしてくるやつにも一切、容赦はしません。そんなやつは覚悟した方がいい。
で、こういうところも、ふと考えれば、母譲りなのだろうな…。結局、血は争えないのか、彼女の生き様が私の生き方にも影響しているのか。
母、私が生まれてから今まで、ずっとずっと、たくさんの愛情をありがとう。
(って今度会ったら、言うね。言えるかな?…言える時に言っとこうか。)
みなさま、良い週末を✨💖🐈⬛
結婚に必要なもの
ブログを始めてから、だいたい1週間に1回、ないし10日に1回程度は更新していたのですが、ここのところすっかり途絶えてしまいました。というのも、猛烈にやることが多すぎて、ブログをゆっくり書いて校正する余裕がなかったんですね…
なんせ、当家は現在、私の人生始まって以来のとんでもな状態が発生しておりまして。いや、私の人生はいつもドラマ付きなんですが、
夫と結婚して、ドラマは倍になりましたわ。
夫と二人で、「なんか映画みたいだね…😅」というシーンが次から次へとやってくるんですね。私たち、全然この点に関しては、補完性のある関係じゃない。二人で普通に2倍になってる😂😂😂。おい〜。
で、詳細は書けませんが(いつかこの危機を通り越して遠くから振り返るくらいになったら公開しようかな)、とにかく、神様はなんでこんな変化球出してくる?という状況に陥っております。人生、ほんと計画する意味がないというか、予想外の展開をぶちかましてくれる。どうやって計画しろっていうんだよ、どうやって準備しとけっていうんだ、て感じの展開を。
でも、なぜかここまで窮地に陥ってるのに、毎日幸せだなぁ…って思って生きている自分がこれまた、気持ち悪いというか、New!です。こんな私もいたんだ、という発見。夫の寝顔を見ているだけで幸せで、彼の心臓が鼓動しているその振動を胸板の上で感じて、「これがずっと止まることがありませんように」と祈り、彼のためなら何でもする。そういう日々を過ごしております。
で、何を結婚について改めて思ったかというと、
誰と結婚するか、は多分人生で最も大事な決断の1つだ
ということです。
なぜなら、自分一人で生きていない分、パートナーに降りかかるドラマとか大変な状況というものが加わりまして、今私が陥っている状況も、彼とじゃなかったら「マジでやってられねぇ」という代物だからです。本当に、とりあえず結婚したいから結婚する、という選択をしなくて心の底から良かったです。その程度の愛情だったら、マジで放り出してスタコラ逃げ出したい。彼だからこそ、「なんでこんな目に」なんて微塵も思わないし、二人で乗り越えていく過程でむしろ絆が強くなるのを感じています。
なので、今この人と結婚すべきかどうか、を考えている人は、
- 交通事故でこの人が半身不随になっても、離婚せずにその人を一生支えていく覚悟はあるか?介護しながら仕事をする生活になっても?
- この人がビジネスで大失敗して一文なしになっても、起死回生を賭けて、また一から一緒に這い上がろうと思えるか?貧乏の辛酸を舐めてでも?
- この人が不治の病だとわかった時でも、この人を支え、重荷を一緒に背負って、一緒に生きていけるか?自分のやりたいことを横に置いて、自分の人生の設計図を書き直してでも?
そんなことを考えてみると良いと思います。
それがちょっとバカバカしく感じられる相手はやめておいた方が良い。
結婚て、ラブラブ💕で幸せ💓なのは一側面で、それだけじゃ、全然二人で一緒に闘っていくには足りない。それ以上に、相手への絶対的な信頼が必要。こういう緊急事態が発生することがあるし、逆に自分が不慮の事故に遭ったり、うつ病になったりして、相手の手助けが必要になることもある。そういう時でも、この人は自分のそばにいて、自分の味方でいてくれるだろうか?一緒に戦ってくれるだろうか?
この質問に自信がない人は、少し相手を観察し、何かしらのコミュニケーションを通じて、相手がどういう考えの人なのか、知る必要があるかもしれません。私の経験による一考察ではありますが。
さてさて、今週はどんな展開が待っているのかしら。
今日もまた命があり、生きる時間を与えられていることに感謝です。
婚活:eharmonyのアルゴリズム
先日、ショッピング用のメアドを整理してたら、婚活アプリのeharmonyから何か広告メールが来ていた。おーおー、懐かしいな!
eharmonyは、(アメリカでは)言わずと知れた婚活アプリ、それもガチで結婚したい勢用のやつである。以前、新聞に記事も書いたし、ここでも書いたけど(↓)、eharmonyは結婚率の高さでも、それなりにデータがある。
ていうか、まだ私のメアドが登録されてるんかい… という話でもある。なんせ、これをやってたの、15年くらい前??!
15年くらい前・・・
私のブログにたまに悪役として登場する😂、私をひどい目に合わせたにっくき2番目の彼との大失恋後、しばらくしてから、友達が一緒にやろうよと言って誘ってくれたのが、eharmonyである。多分、人生初の婚活アプリ。
これがですよ・・・
登録するのに、100個もの質問に答えないと、始められないの!!
それも英語で、かつたまに哲学的な質問とか出てきて、もうもう、辞書を引き引き、「質問の意味がわかんないんだけど」とか文句言いながら、散々3日くらいかけて意地で登録したのをよーーーく覚えております。友達とやってなかったら、途中で放り出してたかも😂。
eharmonyの売りは、アルゴリズムでマッチングしていることらしい。
まぁ、100もの質問に答えたら、それなりにマッチングはできるだろうし、なんせ顔写真さえあれば登録できるTinderと違って、確かに本腰入れて「絶対、結婚したい」と思ってない人、カジュアルな出会い(というかセックス)を求めている人には、
面倒くさすぎる。
実際、マジで面倒でしたもの。
そりゃまぁ、結婚率も上がりますわなぁ・・・
でも私の場合、登録後しばらくして送られてきたのが、インド人、またインド人。名前もラジーフとかプラディープとかで、挙げ句の果てに、グンゼの白パンみたいなのを一丁はいて、ヨガか何かのポーズで二つ折りになったインド人の写真が送られてきた時には、
何がアルゴリズムだ、ふざけんなぁあぁぁ!!
と思いまして、止めましたわ😂😂😂😂😂
いや、わたくし、人生において、インドとの関わりは、インド料理が自分で3時間かけて作るほど好きだってことと、手塚治虫の『ブッダ』を読んだことがある、くらいしかございませんで。むしろ人種というか、顔で言えば、ラテン系の垂れ目で唇が厚めの人とかが好きなんでございまして、「なぜインド・・・」という話でしたのですわ。
(ラテン系の素敵な殿方は数多いらっしゃるけれど、アントニオ様が一番好きですわね。こんなの来たら、、、笑 『Take the lead』というめっちゃカッコいい映画より。)
ところがどっこい
で、その後、恋愛の山あり谷ありを超えつつ、その間、on & offでたまに色んな婚活アプリを使っては「面倒くさー!!やってられるかぁぁ!!」となってやめたくせに、最終的にはポロッとアプリで出会ったこの世で最も素敵な男性と結婚したわけでございます。
で、ふと気づいた。
うちの夫、ハーフ・インド人・・・・
そういえば、例の2番目の彼もクオーター・インド人・・・
ん????
もしかして、eharmonyのアルゴリズム、あながち間違ってなかったんじゃないのか??!
上記二人以外はインドは無関係でございますけれど、人生で一番関係が深かった二人はインドの血が流れているじゃないですか。どっちもアメリカ人だし、ハーフとかクオーターなので、いわゆるインド人とはちょっと違うのですけれど、夫氏の親戚の半分は、血統的には100%インド人ではないか!!😂😂😂 親戚の集まりに行くと、インドの家庭料理が大量に食べられる素敵な環境(美味しゅうございますわよ〜)!!
というわけで、なんだかんだアルゴリズムにも一理あるのかもしれない?という話でした。あ、eharmonyからお金はもらっておりませんわ(後から頂いてもよろしくってよ😂)。
気がつけば10月。
だいぶ寒くなって参りましたわね。
みなさま、体調にはお気をつけて。
あなたの願いが叶いますように。
6周年記念
私は記録魔なので、どうしてもと言われれば、大学以降については、大抵のちょっとした何かがあった日の記録は引っ張り出せる。もとはと言えば、将来偉くなって自伝を書くときに、きちんとした日付やデータがあった方が良かろう… という、我ながらお前誰だよwというツッコミしかない思いつきからである。それもかなり若い時のwww。
そういえば、「20歳前後になったら、社交会デビューするもの✨」という漠然としたイメージも持ってたな😂。その日は待てど暮らせど来ず、シンデレラのようなドレスを着ることもなく、途中で「あれ、おかしいな」と気づくわけだが。まぁ私は基本的に日本を出るまでは、現実的なビジョンを持って生きているというよりは、想像上の世界の夢の中で生きていたんだと思われる。小学生の時になりたかったものは「人魚か鳥」だったし。🧜♀️
そして渡米後は、一瞬の休みもなく、シンデレラどころか、五里霧中で無我夢中、超現実的でスリル満点、ライブ感満載のジェットコースターのようなメリケンライフを爆走することになった。もちろんシンデレラのような日も、偉い人になる日も来なかった(そりゃそーだ😂)。が、それよりも、まったく予想もしてなかった、けれどずっと本当は望んでいた、愛に満ちた人生が待っていた。
いや、さっき二人で気づいたんですけども、今日は夫氏と初めてデートした6周年記念、でしてね。二人の歴史が始まって、2190日目。
初デート
2016年後半は結婚大作戦中で忙しく、その日もデート直前にレストランの入り口で「今日は誰だったっけか?」とレストランの入り口でデートアプリのプロフィールをチェックしたら、あっちゃー、ずいぶん自分より年下男子でビックリ。何考えてOKしたんだ自分(=多分ちゃんと年齢欄を見てなかった)、若すぎるから、まぁ1回会って終わりかななんて思った瞬間、革ジャンを羽織って、ピタッとしたジーンズを履いて、いかにも若いイキったツーブロックの男子が登場。うわ、edgyなやつ来た〜と思ったのだった。
そして席に着くなり、そんなエッジの効いた風体のくせして、文字通り二言目に聞いた口が「クリスチャンなんだって?」というやつで(デートアプリに宗教を書く欄があったので、クリスチャンにしておいたのだと思う)、いきなりタブーのはずの宗教の話題出してくるか?と思いながらも、私の回答が珍妙だったため、そこから宗教論、そして生きる信条にまで発展する会話を1時間の初デートの中でしたんだった。
どう考えても、初デートにしてはトピックがまずいぞ😂。もっと可愛い気のある、普通のトピックはなかったのか。週末何してるとか、ご飯は何が好きかとか。
とはいえ、私たちの価値観の根幹に近い、「宗教(神)とは何か」と「人生の基本方針」について、同じ路線であることをいきなり初日に確認済みとなったのは、ある意味とても良かった。
何気ない1日が
デート後、交差点で「面白い男だったな。で、もう一度この人に会いたいか?」と自問自答してみて、「もう1回会ってもいい」と思ってから… まさか1回どころか、6年間ずっと一緒にいる人になるとは、あの時は知らなかった。
だいたい、デートアプリから結婚するなんて、自分でも予想してなかった。まぁ、人生なんて、予想してなかった事件の連続でできているのかもしれない。でも、「Before彼、After彼では、天と地ほど違う」と言えるほどの、私の人生で最も大事な変化は、あんなにも個性も特徴もない日から始まったのだった。
今生きている今日という日も、特筆すべき日ではないかもしれない。でもその特筆すべきことのない日々の小さな出来事が、振り返ったら人生の分かれ目になることもあるのだろう。そう思ったら、なんだかドラマチックじゃないですか。✨
私たちの小宇宙が生まれた6回目の記念日の夜は、そんなことを思いながら更けていく。また次の365日も、良い思い出をたくさん作りながら、支え合って過ごそうね💕
好!トレジョの冷凍食品最前線!
メリカ、食はマズし!!お惣菜が売ってるデパ地下はなし!!
・・・という、アメリカの食事情のあるあるが塗り替えられる時が、ついにやって来たようである。
そしてそれは、日本食材店の発展でも、Hマートの値下げでもなく、期せずしてトレジョからやって来たのである!!
いや、最近のトレジョ(私は勝手にTJと呼んでいる)、攻めてます、攻めてます、奥様っ!!!耳寄り情報ですぜ。トレジョはどうやら地域性もあるみたいなので、全米ではないかもしれませんが、少なくともDC界隈(DC、MD、VA)では、トレジョがアジア系の冷凍食品のラインアップを強化しているようなのです。
それでは一気にご覧に入れましょう・・・
1. 小籠包
なんとなんと、小籠包を出してきました。あなた、最初っから飛ばし過ぎじゃない?大丈夫なん?と思いましたが、正直、台湾の鼎泰豐もビックリ!とまではいきませんが、かなり良い線いってます。美味しい!!!!
何が素敵って、作るのに2分しかかからないこと。袋の端を切って、そのままレンチンで2分。中に入っているトレーにのっけたまま食べられます!
(まぁお皿に乗せたほうが見栄えは良いのですが、そうすると皮が破けちゃって、むしろスープが出ちゃうこともあるので、判断が難しいところです。蒸し器でやってみても、紙を下にしかなかったので、やっぱり皮が蒸し器に引っ付いて破れてスープが出ちゃいました。)
チキンとポークがありまして、私はポークが好きです。しかも1箱6つ入って3.49ドル。これが今のところ、最大のヒットですね。うまい、早い、安いを地でいってるじゃぁないか!
2.かき揚げ
ていうか、かき揚げですよ?そんなコンセプト、どこから聞いてきたの!??てくらい斜め上をいくやつを出してきました。ほんと、大丈夫?
と思ったけど、買ってみたところ・・・
オッケェ〜!!!!👏👏👏👏👏
美味しいじゃん。トレジョやるじゃん!!!ちなみに、レンチンでもOKということですが、一度サクッと揚げた方が美味しいです。蕎麦の上にも、ご飯にしてめんつゆかけて丼にでもできちゃう!自分で野菜切って卵と小麦粉絡めてっていう作業がない分、これならGoodです!
で、名前をよくみたら、ん?Bird's nestって… 鳥の巣??😂 まぁ、Kakiageよりは、アメリカ人には覚えやすいネーミングではある。アメリカ人、カキエイジとかカキアギーって読んじゃうかも知れないしね。
3.日本のひじきご飯とチャーハン
ちょっと奥様、ご覧になって?
もう、左から韓国、日本、中国、って攻めまくりのトレジョ。ねぇ、企画したの誰?表彰するから呼んできて!
こんなのが車で10分でトレジョで手に入る時代が来ようとは… 20年前に比べたら最早天国ですわ。しかも、これだけ入って3.49ドルとはなかなか値付けの勘所もいい。これならHマートに行くガス代を考えても、トレジョを選ぶかな。
そしてこちら!
日本風チャーハン?
てなりましたが、普通にひじきご飯でしたよ。ひじきご飯😭。そんなものがサクッとレンチンで食べられるなんて… もう感涙ですよ、ほんと。普通に美味しかったです。
4. 餃子各種
餃子も3種類ありました。これはまぁまぁ、てとこかな。Hマートの韓国・日本製の餃子の方がお肉の味が美味しかった。でも時間がないなら、そこまでひどくもないので、まぁいっか、って感じの味です。手軽に手に入ると考えたらこれはアリ!
ちなみに下の写真をよーくご覧あれ!Cha siu bao、つまり叉焼包、つまり肉まんまである🐽んですよ!4つで4.59ドル。Hマートのよりちょっと高いか?コンビニでチャチャっと買えないのは残念だけど、自分であっためれば冬に肉まんも食べれるじゃないか…😭
5.インド料理各種
各種ってまとめちゃってゴメン😂。夫氏は半分インド人の血が入ってますが、その夫氏にも大好評!私も夫以上に、そして夫に会う以前からインド料理が好きですが、これはイケます!LIDLにも安い冷凍インド料理があるんですが、味は若干トレジョの方に軍配が上がります。ちなみに、最近ではアメリカのその辺のスーパー(GIANTとか)にも売ってる瓶詰めのインドカレーのルーは、どれもこれも、今のところいまいちで却下。
カレー以外にも、サモサも野菜のみとチキンのとあって、どっちも行けてます。これは友達などが急に来た時に、ぱぱっとオーブンで15分ほど温めたら、ちょうど良いおつまみになります。
ホールフーズにもインド料理はあったと思うんだけど、確か試したものの、高い割に「へー」て程度の味でしたね。ハイエンドからローエンドまで考えても、値段の面からも、味の面からも、トレジョがランキングNo.1ですね。
6.タマーレス
以前チラッとご紹介した中南米のタマーレス。コーンの皮で包んであって、コーン粉の中にお肉やチーズなどを詰めたもの。まぁ南米のチマキみたいな存在ですかね。🫔←ほら、アメリカだと絵文字まである!考えてみると、元祖「揚げないホットドッグ」的な存在でもありますね(確かホットドックはコーンで出来てるから、味が似ています)。中南米では屋台でも売っている、ポピュラーな小腹空いた時にちょいつまむ系の食べ物。
このタマーレスも美味しいです。あとはサクッと自作するかスーパーで買ったサルサヴェルデ、なければホットソースでもかければ小腹は黙りますよ!
まぁ、実際のところ、トレジョは冷凍食品で攻めるという戦略に舵を切ったことは間違いないと思います。アジア系は特にうちの近辺では強化されていますが、タコス、ニョッキ、その他、各国の冷凍商品があります。大使館があり、世界の外交の中心でもあるDCでは、色んな国の人がいるので、ある程度バラエティを考えているのかも知れません。カリフォルニアじゃあるまいし、そんなにアジア系が多い地域でもないので、謎のアジア系強化ですが(Hマートから客を奪う戦略か?Hマートも高いからなぁー。)、ま、個人的には理由などなんでも良し。
うちの近辺には、5−6種類のスーパーがありますが(↓)、値段の安さと冷凍食品の品揃えから、仕事も家事も忙しい当家では、ここのところ、車で20分先のHマート(高い💸💸💸)よりも、10分以下のトレジョに散財する傾向にあります。GIANTは近いんだけど、トレジョに値段で負けてる。
インフレ激しい中、エンゲル係数の高い夫との食費をやりくりしつつも、彼にはある程度良いものを食べてもらいたく、それでも仕事で忙しいので全部作っていられない。となると、アジア系の冷凍食品のラインアップが充実してきたのは、本当に嬉しい限りです。お試しあれ!