ある日突然、コロナが発生。
自粛です。
ショッピングに行けません。
うちの車はまだスペアタイヤで走ってます。
白髪ももう見慣れました。
ていうか、仕事減りました。
ザクザクと減っていく銀行の貯金を睨みつつ、今後どうするかは常に頭の後ろで考えてます。
初めての、40代での夢に見た結婚式も、ベンダとの契約にこぎつけたところで取りやめになりました。
そのために20代の頃からお金は貯めてきたのに(用意周到派です)。
3ヶ月かけてシェイプアップしてきたのに!
ウェディングドレスは買ってあるのに!
しかも、この春を逃せば、結婚式は様々な理由でできない可能性があります。
なのに、歳だけとっていきます。
ああ、ほうれい戦線も厳しい。白髪は爆発的に増えだした。毛穴も吠えている。だってそういうお年頃なんですもの…。
うぉおぉぉお!
ですが!
そんなこと言っても状況は変わらない。
とにかく、
「何を失ったか、何がないか、何ができないか。」
これをリストアップしても、事態は一切改善しない。
むしろ気分が落ち込むだけです。そりゃ結婚式は悔しい。本当に泣きました。でも、そんなこと言ってても仕方がない。できないものはできないのだ。コロナを一瞬で一掃する魔法がない以上、考えるだけ、文字通り時間の無駄!
むしろ、
生きてること。
今のところ、直近で亡くなった友人や知り合いはいないこと。
貯金が底を尽きる、というところまではいってないこと。
と考えたら、とても幸運な状況かもしれない。
というわけで、コロナ生活ですら楽しむべく、
「コロナ中に見つけた良いこと」
を考えるようにしてます。
そのうちの1つとしては、世界中のクラスをいくらでも取れること、があります。
今は無料のものも多いですが、私はラテンダンスが好きなので、まぁダンス関係の動画がいくつもフェイスブックの仲間からあがってきます。メキシコのバチャッタクラスは今のところ無料。近所のサルサクラスも無料(これには寄付できる仕組みがあるので、そうようにしています…彼らが作ってくれた時間に感謝して!)。友人が同じ州内でやっているキックボクシングは時差を考えて日本の朝、こっちの夜にやるので、日本の友人と一緒に取れるし、ハーバード大学もいくつもクラスをオンラインにあげています。
コロナの猛火が猛り狂っている間、健康な場合は、家にいるのが1番の後方支援。それなら、その間に、サナギが蝶になるように変身するのもアリだし、新しい特技やスキルを身につけて、不況になると言われているポストコロナ時代に備えるのも手。何れにせよ、私にとっては、文句だけ言って、歳だけとってポストコロナを迎えるというのが一番避けたい最悪の事態。文句言うとそういう顔になるし、なんせそれじゃマイナスじゃん。
しかも何が良いかというと、
移動コスト・移動時間なしで、世界のクラスをハシゴできる
ということです。
本来なら家から車で10分のところのサルサクラスをとって、その後家から車で40分のところのキックボクシングクラスをとり、さらにその後に飛行機で4時間のメキシコのクラスをとったって、
かかった移動時間は、リビングルームから別の部屋に行くくらい。移動コストは、ゼロ!
もしこれ普通に物理的にクラスとってたら、どう考えても平日の夜にハシゴなんて無理です。この機会に普段はオンラインにしない人たちもオンラインでクラスを公開しているので、取らない手はありません。今がチャーンス!!
うちは今のところ、子供はいません。それはそれで「ない」になりますが、でも子供がいない分、悠長に芸を磨くためのクラスをいっぱいとっちゃったり、する余裕があります(いても取る人は取ると思いますが)。「いない」ことにフォーカスするか、いないから「できること」にフォーカスするか。
どっちでも結果は同じです。
どう考えるかは、自分次第。
英語で言えば、「It's up to you」です。
しかも!
ダンスクラスなら、あんまり英語力は関係ない。さらに、家で1人でやるだけなら誰も見ていないので、これが結構集中できて、普段よりうまくできることに気づきました。いやどんだけ人の目を気にしてんねん笑。だって私、本当はとてもシャイなんでございます。だけどダンスが好きで、表現することが好きです。なので、誰も見てないで指導を受けられるとか、最高の環境!
ね、見方によっては、悪くないでしょう?
では、今日もクラス取りに行ってきまーす!