素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

飽きっぽい人向け!夢を実現させる方法(1)

コロナ自粛でエンドレスに家にいると、なんだかたるんでくる。外からの刺激がZoom飲み会だけじゃ、鈍チンな私には足りないようだ。どうやらダラダラ症候群と春眠暁を覚えず病を両方併発したようで、月曜の朝から11時に起きる始末。

 

…あかん。あの頃を思い出す。

 

寝るか勉強するかくらいしか記憶のない高校の日々。大学院留学準備をしている大学4年のあの、進んでいるのか進んでいないのかわからない、毎日が同じに見える、まったくキラキラしていないつまらない日々もまざまざと覚えている。今日1日サボっても特に影響ないだろうと思ってるくせに、無限につまらない日々が続いていくようなモヤモヤした日々。

 

あれから20年ちょっと経ち、ふりかえれば、やりたいことはほとんどできてきたように思う。国際政治学の本場のアメリカに大学院留学し、西海岸では飽き足らずワシントンDCに引っ越してシンクタンクでインターンをし、政策に関わる仕事を見つけ、実際に外交問題に関わるプロジェクトを担当した。そんなに世界制覇したいと思ってるタイプではないので、大げさな夢は掲げていないけども、「生きたいように生きる」というのは、それなりの夢だ。

 

自分の人生を生きたい人たち、色々迷走中の人たち、そして次なる夢を模索中の自分へ、愛を込めて、夢の実現の仕方を書き留めておく。ちなみに、夢の実現の仕方は、人によってそれぞれだと思う。私が紹介するのは、面倒くさがりで飽きっぽい人用なので、頑張り屋で自分一人でコツコツできるタイプには向いていないかもしれない。

 

一番重要なことは4つ。今日はその1つ目。

 

  1. とにかく動くこと

母が絵を描く人であったこともあり、私は高校生の頃は造形学校に行き、美大を目指していた。だが実際のところ、何をしていいか、自分が何が好きなのかわからず、正直、そもそも生きていてもあんまり面白くないとさえ思っていた。今から考えると笑っちゃうのだが、「世の中のことはもうわかったし興味もない」くらいに思っていたのだ。

 

そんな時、多摩美か何かの美大の大学生の卒業制作展を見に行き、そこで衝撃的な作品に出会った。その作品は普通サイズのキャンバス上にベッドの絵が描かれており、それを2つに区切って、左と右に

 

「夢を見たければベッドの中へ」

夢を実現させたければベッドの外へ

 

と書いてあった。それだけである。芸術作品としては大したことはないのかもしれない。

 

だが、当時何もやる気がしなくて、現実逃避したくてベッドでゴロゴロしたり、お風呂に入ったりを繰り返していた私には、バケツで水をザバーっとかぶったような衝撃だった。「夢を実現させたければ、ベッドの外へ」、つまり、ベッドの中でゴロゴロしてたって何も始まらないんだ、というメッセージが心に刺さったのであった。

 

夢を実現させるのは、夢を手繰り寄せるのは、他ならない自分なのだ。

 

その自分が、夢に向かって動かず、ベッドの中でゴロゴロしていて、なんとなく授業に出たりなんとなく絵を描いてたって、都合よく夢の方が転がってきてくれるわけがないのだ。世の中、そんなに甘くはない。

 

別に大きな夢じゃなくていい。でもほんの少しでも、今日とは違う明日を望むなら、なんでもいいから、それに向かって、動け。行動を起こせ。何かしろ。Do something about it! 

 

何もしない人、人にいちゃもんばかりつけている人は、どんどん夢から遠ざかっていく。

 

でも、ちょっとでも何か始めると、小さい雪だるまを転がし出したら、どんどん雪がくっついて大きくなっていくように、どんどんと周りが動き出して状況が変わり始める。そして一度これを経験すると、なんとなく、コツがわかってくる。

 

煮詰まった?悩んでる?

じゃぁ、何か一つでいいから、それを解決する方向に動いてみよう。なんでもいいから、駒を動かすのだ。

 

悩むというのは、同じページの上をうろうろしているだけ。でも、とりあえずなんでもいいから1つ決めて、ページをめくってみると、違う展開がどんどん見えてくる。

 

行動するということは、何かを選択し、決めることだ。

例え千里の道も一歩から、の最初の一歩だって、踏み出さなければ1メートルだって進まないのだ。ちなみに1里は400メートルらしいので、千里は400キロ。東京から京都をちょっと超えた距離らしい。その距離を歩こうと思ったら、まずは一歩踏み出し、1日で歩く距離を決めて、途中で宿でも取りながら、それでも、前に進むしかない。途中で京都はやめて、日本海側に抜けたっていい。でも、進まないことには、それは単なるアイデアでしかない。

 

そうと決まったら、まず、今日寝る前までに、何か一つ、夢に近づくための具体的な作業をやってみよう。

 

でも夢が何かわからないって?

その場合は・・・次の記事に進んでみよう!

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扉を叩け、さらば開かれん。うちの猫さんは、ドアノブにジャンプしてひねったり、ドアの下から手を入れてドアストッパーをひねって音を鳴らしてみたりして、ドアを開けてもらえるまで色々とやる。行動派の猫である。



 

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