素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

かけがえのないもの

もはやコロナ自粛何週目かわかりません。多分、7週目?

 

友達とは「どうよ?」と話しているものの、外にも出れないので、お互い大した変化なし。どうもこうもない。英語で言うところの、「Samo, samo ("Same old, same old"=前回会った時と同じ)」である。特にアップデートもないわ、実際に会えないわで、同じ友達となんどもZoom飲み会するっていうのも飽きてくる。

 

そういうわけで、だんだん普段は特に電話しないような昔のゼミ友とか、ちょっと疎遠になってた大学院時代の友達とか、高校の友達に声をかけ始め、そこからZoom同窓会をしようぜということになり、なんだか各時代をふりかえるように旧交を温めまくりである。

 

人間には一度に付き合える交友の範囲に限界があって(少なくとも私にはある)、FBに友達として存在していても、わざわざ電話したりビデオ会議する人は少数。そして普段実際に会う人たちはやっぱり自分の行動範囲内の人が多い。時差を制してまで電話する友人は、親友くらいに限られる。でも、他の人たちが嫌いになったわけではなく、お互い接点が少なくなって、時間もなくなって、声をかけられていないだけで、電話してみると、やっぱり昔のように話せる。

 

そんなわけで、コロナで最悪なこともあるけど、コロナの作り出した環境のおかげで、人生のどこかで交差した縁がまた復活している。

 

そうこうしていたら、メリーランド州でもついに、自粛が少し緩められた。

すぐさま近所で集まってステーキを外でグリルし、ワインを持ち寄って、ご近所会が始まる。ご近所といっても、隣の隣に住む彼らは、旦那の高校の時の友達(ちょっと前に出てきたR君)と、その友達の友達だったりするので、笑い話のネタは尽きない。

  

やっぱり、同じ空間にいて、同じものを食べ、一緒に笑いとワインを共有できるって、素晴らしい。もう笑いすぎて顔が痛いくらい笑いまくった金曜日だった。

 

オンラインにしても、実際に会うにしても、人と過ごす時間は本当にかけがえのないもの。特に、時間をかけて作り上げてきた友情ほどありがたいものはない。コロナがリマインドしてくれた、人の縁の大切さである。

 

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最近はバルコニーが気持ち良いので、猫と一緒にZoomタイム。