素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

男女の浮気の根源

夫くんとは、何でも話せる間柄。セックスについても、金銭についても、全てこのことについて、聞けば全て教えてくれるし、お互いにすべてを開示している(聞かないことは、必要がないと判断すればわざわざ言わないルールでもある)。

 

先日、「浮気に走る原因は何か」について話してたとき、夫に言わせると、「男が浮気するのは、やりたい気分だから」だそうだ。単純明快。

 

私が思うに、妻が浮気に走るのは、「夫が妻を女として見なくなったから」じゃないだろうか。夫の見解では、「妻が浮気するのは、夫への尊敬がなくなった時」だそうで、それは確かにそうだろう。夫をまともに対応すべき相手ではないと思ってしまった瞬間、砦が崩れるのは早そうだ。守るべきものがなくなったようなものだから。でも、それだけじゃない気がする。そこに、自分を女として扱ってくれる男性が現れた時、洪水のような早さで浮気というか、別の男性に対して魅力を感じる自分の行動を許してしまうのではないだろうか。

 

女性にとって、家庭を切り盛りすることは、プロジェクトマネジメントのようなもの。家庭の共同運営者になってしまうと、「女としての自分」を楽しむ時間が減る。一緒にいればいるほど、男女というよりも、共同運営者としての側面が強くなり、男性側も「女としての妻」に魅了される瞬間が減るのかもしれない。

 

でも、家庭の共同運営をやっていない、外の男性がたまに妻を見かける分には、女としての側面しか見えないから、その女性に惹かれるのだろう。男性は、女性を自分のものにしたいと思ったら、あの手この手で女性に優しくしてみたりアピールしてくる。嫉妬もする。その姿がかわいいのだ。ドラマ『愛の不時着』のシーンを集めた動画がYouTubeにもいっぱい出ているが、その一つにリ・ジョンヒョクが嫉妬してるシーンを集めたものがある。なんでこんなものがあるのかと言えば、女心に、可愛くて仕方がないからに決まっている。あんな風に嫉妬させてみたいのである。

 


Ri Jung Hyuk being jealous for a minute straight [Crash landing on You]

 

女性にとって嬉しいのは女として見られているということ、手に入れたいと思われること、女として扱われること、なのだ。しかし共同運営者をやっていると、男女という感覚が薄れて、その辺がおざなりになる。

 

だけど、家庭を切り盛りする妻になったからといって、女として扱われることを諦めなければいけないなんて、誰が決めたのか?どんなにべき論をふりかざしても、肩書きが妻だろうが母だろうが、女という性に生まれた以上、女であることには変わりない。だから、離婚する人もいるだろうし、オープンリレイションシップにする人もいるだろうし、男女がお互い合意しているなら、夫婦を含めた男女関係なんて、どんな形があったって、それは個人の自由だと思う。

 

さて問題は、お互い大好きで、セックスするのは夫婦の間だけに留めておきたい場合。こりゃもう、お互い意識して女である自分、男である自分を維持する時間を取るしかないかもしれない。何もしなければ、慣れ、面倒、忙しさ、など重力のような必然性に、ホットな男女関係は蝕まれかねない。意識と努力と工夫あるのみ。

 

結婚してみて思うのだが、男女の関係というゲームは結婚してからの方が、難しくなった気がする。週に何度か会うだけの男性と男女の駆け引きをするのは、今から考えるとシンプルなゲームだった。家庭を切り盛りするという共同運営者を1つの空間でやりながら、同時に同じ空間で男女の関係を作っていくというのは、一人二役を夫と二人三脚でこなすようなもの。自分だけがやっても成り立たないし、なかなかレベルの高いゲームだ。さらに今はコロナで外にも行けないので、I miss youとも言えず(だって24/7で一緒にいますからね)、本当にハイレベルである。

 

きっと結婚の時に必要なのは、こんなゲームでも乗り越える気概のある相手を選ぶこと、詳細はともかく、大枠は同じ未来を描いている相手を選ぶこと、じゃないだろうか。

 

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