素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

計画立てない族との付き合い方

日本で生まれ育つと、ありえないことかもしれないが、この世には、「計画立てない族」という種類の人間というか、人種がいる。

 

いや、多分、世界には計画立てる族と立てない族は半分ずつくらい存在し、日本ほどの1分1秒を争うレベルの計画重視派は、世界でもマイノリティのはずだ。むしろ日本人がちょっと変なのだ、と思った方が、日本以外で生きていくためにはうまくいくと思う。

 

アメリカ合衆国以南は、基本的に計画立てない族の生息地域である。論文まで出ていたので読んでみたが、計画立てない族と、立てる族では、そもそも、「時間の流れ」に対する考え方が真逆ですらある。

 

詳細は長くなるので今度解説することにしよう。ポイントは、そういう種類の人たちが、日本人が認識する以上に、地球上では普通であり、多い、ということである。

 

さて、アジアにも計画立てない族が存在し、我が夫君のご両親の出生地であるフィリピンやインドも比較的その部類である。そのため、計画立てる族の中でも特に原理主義的なニッポンから来た嫁(笑)としては、なかなか驚く展開が多い。

 

実は先週末も、義理の両親がニュージャージーからやって来る予定だった。そして日曜の昼過ぎ、「そういえば、来てないね」とコメントしたところ、「そうだね、テキストしたんだけど、返事がないんだよね」と夫。

 

そして月曜の朝である今朝、彼ママから私と彼の両方にテキストが。

 

彼ママ:「あなたたちから最近全然連絡ないけど、どうしてるの?」(私: えっ…)

  彼:「普通だよ。ていうか、先週末、うちに来るんじゃなかったの?」

彼ママ:「え、メリーランド州はまだ旅行者を受け入れてないから行けないって話、しなかったっけ?」

  彼:「あ、そうだったわ

 

…もう、誰が何をどう間違ってこういう会話になるのか、よくわからない。なんとなく、彼ママではなく、彼自身が「計画する」という行為に慣れていないために起こっている事象のような気もする。

 

まぁ、こんな感じなので、正直、彼ママが来るのかこないのかについて、オタオタしないことにしている。来たらみんなでご飯でも食べよう。来なかったら二人でご飯食べよう、くらい。だいたい、以前も来るのか来ないのか散々話が変わった後に、「今向かっている」という連絡が来たりもしたので、もはやどっちでもいいや、くらいに構えている。

 

その代わり、おもてなさないポリシーである。話がギリギリで変わるので、おもてなしを真剣にしようとすると、気疲れして相手にもイライラしてしまうと思うのだ。うちの母はおもてなしはキッチリする派で、私の夫がまだ婚約する前、初めて日本に来るとなった時には、和室を洋室にリモデルしたくらい、神経を使う人なのである。その勢いで、計画立てない族とやっていこうとすると、向こうが気づきもしない間にこっちのメンタルがやられてしまう笑。

 

特に準備もしないし、する場合は、その時点でできる準備をする。以上!

 

客人がいつ来ても良いように、綺麗に洗ったシーツだけはいつでも用意しておくこと、大勢来た時用にエアベッドは別に用意すること(計画立てない族は、来る時は大勢で来ることもある笑)、大慌てしなくても済むように、普段からこぎれいにしておくこと。やるのはこの程度。

 

計画立てない族の義理の両親は、特に細かいことを気にしないタイプなので、こんな感じでも大丈夫で、それもありがたい限り。

 

私がこんなにゆるくできるようになったのは、全てメキシコ暮らしのおかげである。メキシコ人と楽しくやっていこうと思ったら、1ヶ月先のことをぐちゃぐちゃ検討してもうまくいかない。彼らの考え方の指針は、「すべては、今、どう生きたいか」なのだから。

 

おかげで、人を家に迎えることについて、少し肩の力を抜いて、気持ちよくできている気はする。もしも5年後(→言霊!!)、大きなおうちに引っ越した暁には、お客さんが泊まるバス・トイレ付きの大きな部屋がついている家に住んで、いつでもおいでくださいな、と言えるようにするのが夢。

 

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使い切ったキャベツを植えてみたら、成長した。キャベツとして食べれるのかは疑問だけど、綺麗なので取ってある。

 

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