素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

アメリカ式の恋愛の流儀

さて、このブログでは、アメリカ生活を楽しく乗り切るコツの他に、国際結婚と恋愛、女の生き方、素敵な女・自分が理想と思う女を何歳になっても目指す、ということについて書いていきたいと思ってます。

 

そこで今日は、アメリカ式恋愛の流儀について。

 

ザックリと一般化すると、日本では「付き合ってくれませんか」「はい」という正式な告白とその受諾があってから、全ての付き合いが始まるのが主流らしい。もちろんグレーゾーンや例外は何にだってあるので、ここでは「ザックリと一般化した話」をしている(当然、「全員が当てはまる」わけではない点はご注意を)。

 

同じ要領で話した場合、アメリカでは、上のプロセスはもっと後になる(念の為、アメリカの中でも真ん中ら辺の州はより宗教色が強くて保守的で結婚年齢も早いので、恋愛流儀も少し違うかもしれない。私がより経験があるのは、リベラルな海岸側である)。どういうステップかというと、ご飯を食べたり映画を見たりして二人だけでのデートを重ね、場合によってはキスしたり、人によってはセックスもしたりする。で、だいたい3ヶ月から半年くらいしてから、「私たちの関係ってなに?」という話が持ち上がり、そこでexclusiveな関係にしたいかどうかについてお互いの意思を確認し、公式発表となる。

 

exclusiveというのが面白くて、訳すと排他的、つまり他の誰も入り込めない関係、という意味。「私たち、付き合ってるの」という場合には、英語では「we're official」とか「we're exclusive」とか表現するのだけど、裏を返せば、このステージになるまでは、「we're seeing each other」「we're dating」などと表現し、「付き合っている」とはいえないし、お互い「彼」でも「彼女」でもない。さらに、exclusiveではないので、他の人とデートしても良い期間なのである!!つまりお試し期間。英語では"dating"ステージと言います。

 

いや〜 初めてアメリカ人と恋愛した時、

 

はぁ?何ソレ、意味わかんない!!!

 

と思いましたよ、私も。ええ。

というか、私の周りのだいたいの日本人女子がアメリカ人彼(候補)とのことで、同じように「何ソレ!」と叫んでました。なんで付き合ってないのにキスしてるんだ、他にも会ってる人がいるってどういうことだ!!この関係はなんなんだ!!と。

 

でも今ではむしろアメリカ流の方が合理的で良いなと思っております。

 

服だって試着する

だって考えてみたら、本気で相手を探そうと思ったら、ひとーりひとり、世の中に公表して付き合って別れて泣いて立ち上がって、というプロセスをやってたら、時間がかかって仕方ありません。洋服だって、大して試着もせずに1着だけパッと買って、家に帰って他の服と合わせてみたらやっぱりあんまり似合わないかなと思って返品して、それから改めてまた買い物に行って・・・なんてやってたら、時間がかかるのと同じ。洋服ですら試着するわけです。むしろいきなり一人に決めて、相手をよく知りもせずにいきなり付き合うとか、結構怖い賭けにも見えます。

 

そう考えたら、お試し期間はあっても悪くは無いし、同時に数人と「デートをする」のは、とても合理的なこととも考えられる。デートをしていく中で、相手の性格や自分との相性も見えてくるし、比較もできる。ちなみに、「しても良い」というだけなので、全員がそうするわけではありません。そういう人もいるし、しない人もいるし、そういう人がいても問題ない、ということ。

 

体の関係も大事

このデートしている段階(dating stage)で、どこまで進むか、は人によるようです。セックスまでする人もいるし、しない人もいる。それぞれの個人的なポリシーによる。

 

そして、それもアリだと今では思う。というのも、とっても現実的に物事を見てみたら、実際のところ、キスもせずに(場合によっては)セックスもせずに、「この人と付き合う」と世の中に公表するほどその人に確信が持てますか?結婚したければなおさら。

 

本気で人と付き合うなら、体の関係だって十分に大事。ええ、わたくし、とても真面目な話をしております。この世の中、性格が合う、というだけでは、男女の関係は続きません。性的嗜好や、肉体的な相性があるのは、事実でございます。だって嫌なもんは嫌。生理的に合わないものは合わない。それをいちいち、世の中に「付き合ってます」と公表して、それなりの付き合いをしてからあとで気づくなんて、人生の時間の無駄と思う人がいてもおかしくはない。

 

何を目的としているのか考えよう

また、「私たちの関係って何?」という会話はとても大事。なぜなら、「全ての人が、今回の恋愛で結婚しようと思ってデートしてるわけではない」から。実際のところ、人にはそれぞれ人生のステージがあり、ただ寂しくて誰かにいて欲しいだけの人、いずれ結婚したいけど向こう数年は他のことに打ち込みたい(ので付き合うけど結婚はすぐには考えてない)人、今すぐにでも結婚したい人、結婚は遠い視野に入っているけど今は恋愛を楽しみたい人、今は色んな人と付き合ってみたい人や、ただ単に性欲の捌け口が欲しい人、自分が何をしたいのかわかってない人… など色々。

 

現実的に考えたら、色んな人がいていいわけです。問題は、自分とゴールが違う人と付き合ってしまうこと、ですね?今は適当に色んな人と恋愛したいだけの人に、「結婚を視野に…」なんて言われたら重いし、逆に結婚したい人にとって、そこまでではない人と付き合うなんてやってられません。

 

そこで「あなたはどうしたいの?この関係に何を期待しているの?」とハッキリ話あうことで、自分たちの関係の目的が一致しているかどうかをハッキリさせることができる。付き合ってると思ってたけど、遊ばれただけ、という可能性を減らすことができるわけです(ちなみに、ハッキリと、と言っても、「結婚を視野に!」とまで言うとは言ってません。そこがまさにコミュニケーション力と駆け引きの技能が求められるところですが、それはまた別の時に)

 

恋愛ではコミュニケーション力が試されるし、駆け引き的な側面はいつもある。でも、最初からみんな結婚したいはず!と思い込むのはフェアじゃない。そうじゃない人だっていて良いはずですし、いるのが現実。

 

まぁ、そうやって考えてみると、アメリカ流の恋愛って、実に現実的だなぁ、と思います。

 

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今日は私たちが初めて出会った記念日❤️ ダーリンは、毎回記念日ごとにバラの花を買ってきてくれます。
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