朝ご飯は彼の手料理、ブラックシーバス!
今日は朝一番でキックボクシングして、寝不足なのでまたベッドに戻ってしまった。が!
「ベイビー!ブラックシーバスできたよ!🐟」
と彼に起こされた。
彼は凝り性。
なんでも極めたいタイプ。ザックリ上等、テキトー万歳な私とは大違い。
で、釣りを始めてから釣りをきわめ、釣った魚を料理してる間に魚料理に凝り出した彼。その流れで、昨日アジア系スーパーで見つけたブラックシーバスを、わざわざ前夜からシーズニングし、朝っぱらから魚の腹にレモンとバジルを詰め、レモン・ケイパーソースまで作って、豪華な朝ごはんを作ってくれたらしい。イタリアンだかフレンチだかの料理だそうで。
あのなー、朝から重いわ(もう昼だけど笑)!しかも魚!フレンチトーストとフルーツとかじゃないの!??
…なんて言いません。一瞬そういう声は私の頭で聞こえて来ますが、彼が朝っぱらから一生懸命作ったブラックシーバス。こりゃ、美味しくいただかなきゃ💕
どうやらここから3時間くらいドライブしてアトランティックシティあたりに行くと自分でも釣れるらしいですが、スーパーで15ドル強のバスを丸ごと購入。レストランで出されたら、最低でも35ドルとかくらいはするんじゃないかしら(彼は100ドルはする!と言ってますが笑)。
残念なことに、スーパーの魚売り場の兄ちゃんは美的センスがないのか、尻尾から背びれからエラの横の胸びれまで、全部ハサミでちょん切ってしまってツンツルテンになってしまいました。ひでぇ。しかも彼はお腹が空きすぎたとかで、お皿にもらずにバットのまま食べ出したので、美味しそうな写真は取れなかったけど、こんな感じ。
美味しゅうございました。だんだん、レストランより、彼の手料理の方が美味しいんじゃ?という気がして来た笑。
出会って半年後にいきなりしばらく無職になった彼。彼のポテンシャルを知っていたので別に無職でも心配はしなかったけど、だんだん釣りに凝り出した時には、「あんたは漁師を目指してるんかいっ!!真面目に仕事探さんかい!!💢」とキレたことがある。
実際、彼の釣ってくる魚はスーパーでも売ってるし、釣ったばかりの新鮮な魚が夕飯になることしばしばだったし、パソコンの前にかじりついて何を凝視してるのかと思えば、あらゆるタイプのルアー(フェイクの釣り餌)や釣竿の研究をしていた。いやいや、その勢いで仕事探そうぜ苦笑。
あんまり何を考えているのか、女の人みたいに事細かに説明してくれないので、最初の方は「こいつは何を考えてるのか」と思ったけども、でも彼には彼のやり方、運の掴み方、波乗りの仕方というのがあって、ちゃんとやる時はやるのだ、ということがわかってきてからは、彼を信じてやりたいようにしてもらってる。週末も釣りに行ったり男友達とゲームしたりしているけど、いちいち詮索しない。
うちは無駄に「キチンとしなさい」と言われて育った部分があり、彼のやり方は色々と全然「キチンと」してない。とにかく私とはやり方が全部違うので、毎回わけがわからない。でも、彼がのびのびと彼らしく生きられるように、ある程度は自由にしてもらって、やってもらって嬉しいことは褒めまくってたら、なんか朝ごはん作って起こしてくれるようになりました。😍
細かいところはガミガミ言わず、肝心なところだけ二人の歩調を合わせるようにするのが、二人の関係の上手なマネジメントなのかも?
ビートルズも、Let it beって歌ってるしな。
ま、私もlet it beで昼寝したいときに昼寝させてもらってます。