うちには色々と彼の男友達がやってくる。
彼らの結束と忠誠はなかなかすごい。
彼の誕生日のサプライズパーティともなれば、家族だけでなく、男友達が複数、わざわざニューヨーク近辺から5−6時間車を飛ばしてやってきたりします(そしてうちに泊まる笑)。彼も若けりゃ友達も若い、ってことで、弟がたくさん増えたみたい(みんなすごく背が高いけど)。
そのうちの一人、高校時代からの友だちRくん。なんと隣の隣に住んでいて、仕事帰りにふらっとうちに立ち寄っては、私の焼いたお菓子や夕飯を一緒に食べていく。うちは長屋か😂😂😂。このRくん、人好きのするちょっと太めの黒人で私も大好きなのだけど、唯一問題が。それは、
香水がキツすぎる!!!☠️☠️☠️
というもの。
今晩も家に帰ってきて玄関の戸を開けた瞬間、ダイニングルームに彼がいると、本人の顔を見なくてもわかってしまいました。先々週も男友達4−5人が集まって映画を見たのだけど、その後1週間はR君が座っていたソファから彼の残り香が漂っていたほど。正直、ちょっと匂いで頭痛がします。
悪い匂いじゃないんだけど、香水というのは、近づいたらふっと香りがする程度がおしゃれでセクシーなんであって、30メートル先からでも気づくくらいの量をぶっかけてたら、女避けにしかならない笑。R君、彼女募集中なのに。
どうやら男友達はみんな彼に注意したそうなのだけど、なぜか忘れてしまう模様。
そこで、今日こそは!!!と、勇気を出して彼に話してみました。
もうちょーっとだけ少なめの方がセクシーよ、と。匂いって生理的なもので敏感だから、女性がその匂いでドキドキして、もうちょっとだけ距離を縮めたいくらいが良いわよ❤️、と。
で、うまくいきました!!👏👏👏👏
「自分ではもうその匂いに慣れすぎて全然気づかなかった。自分だって隣の部屋にいてもわかるくらいの香水をつけているやつなんて嫌だから、教えてもらって良かった。」と言ってくれました。
本人が落ち込まないように、相手に伝わったとわかったら、サクッと話を変えて猫の話で盛り上がりました。彼は猫の扱いがとってもうまいので色々教えてくれました。
良かった…
彼の大事な友達だし、私もR君のことは友達として好きなので、良い関係は保ちたい。でもうまく言えるかわからないのでやっぱりやめようかなと、こっちもちょっと言い出すのが怖かったわけですが、素直に聞き入れてくれたのでホッとしました。
人を褒めるのはポジティブなことなので言いやすいけど、誘いを断ったり、ネガティブなことについて話すのはとても難しい。気まずい雰囲気になってしまうかもしれないし、「そんなことはない」と聞いてくれないかもしれない。でも「嫌だな」と思いながらいい顔をし続けるのは、自分にも相手にも嘘をついていることになる。
こういうのは苦手で、長年我慢して何も言えずに嫌だなという気持ちだけが募り、気づいたら距離をとっている、ということがありました。もうそういうのが嫌になり、ここ数年、喧嘩覚悟で、「思っていることは、ネガティブなことでも、ちゃんと相手に伝える」という努力をしてきた結果、ちょっとずつ、うまく伝えられるようになってきたのかも?ちょっとの躊躇を乗り越えて、愛とユーモアを持ってすれば、相手には伝わるのかもしれません。
よーし!ちょっと嬉しいぞ。😆😆😆
素直に聞いてくれたRくんに感謝しつつ、今日は頑張った自分も褒めてあげることにしまーす!
<おまけ>
その後どうなったのか?この話の続き・後日談はこちらから。