素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

国際結婚てどうなのか

国際結婚て、どうなのか?

 

これが、意外と回答が難しい。

初めてアメリカのアメリカ人に英語で話しかけた瞬間も、スーツケースを抱えたまま横断歩道をどうやって渡るかわからなくて助けてもらった時のこともまだ覚えているのに、気がつけば在米歴20年。正直、まぁもうアメリカ人に近い(あくまで「近い」だが笑)ものはあって、この国でサバイバルしていく能力もそれなりに身につけ、「国際」結婚なんだなぁと、感慨深く思うことがあんまりない。強いて言えば、苗字がカタカナになったのはちょっと変な気はする。カタカナと漢字の組み合わせになった自分の名前は、なんかちょっとお寿司にサルサをかけたみたいに見える。見慣れないだけかな。アルファベットにするとしっくりくるんだが。

  

アメリカで20年も生きてると、人生毎日が障害物競走で、ハードルがない日がないので、それに慣れてしまうと、国際結婚程度で何か深く思うことがないのかもしれない。そもそも夫との喧嘩も(多分)出産も運転ルールも裁判も医療保険会社との駆け引きも、全部外国語である英語で非日本人とやらなければいけないのが当然で、しかもどちらかというと「できて当然」という態度の人たちとやり合わなければならないのだ。それが、朝から晩まで、日常生活なのだ。

 

で、毎回、夫くんと喧嘩で負けそうになってくると、「今の全部、日本語で言うてみい!」というのが私の切り返しのパターン苦笑。ずるいのはわかって言ってるけど、でも正直、すでに日常生活のストレスは、何もなくても母国にいるより2割り増しくらいなんだってことはわかっておいて欲しいし、毎回リマインドする必要がある。在米20年でも、通訳を仕事にできるレベルでも、である。

 

でも逆にいうと、これくらいの方が、国際結婚は楽かもしれないなぁ、とも思う。

 

国際恋愛と国際結婚は違う生き物

国際恋愛は、楽しいことが多い。ドキドキでキラキラで、ホットでスモーキーだ(笑)。そもそも異文化との交流が楽しいし、日本人がしないような態度や対応に、感動間違いなしだ。絵になる。素敵だ。「え?」と思うことが、彼だからなのか、相手が男性だからなのか、それとも文化的な違いによるものなのか、はたまた相手の出自によるものなのか、とかを悩んだりすることすら楽しい笑。友達との恋話がその楽しさを盛り上げる。

 

だけど、国際結婚、となると、日本人同士でも恋愛と結婚が違うのと同じように、そう甘くはない。恋愛と結婚は違う種類の生き物。

 

国際結婚の何が大変て、強いて言えば、日本とそれ以外の国の行政手続きに振り回されることが人生の一部になることかな。帰国したくてもグリーンカードを待ってる間は帰国できないし。両方の国でやらなければならないので、行政手続きダブルパンチ。しかもどっちの国を先にやるべきかとか色々面倒くさいし、夫は日本語はわからないので自分でやるしかない。日本の行政手続きなんて、超スムーズであれに文句を言ってはいけない、と言いたいくらい、アメリカのそれはもう😩😩😩。wwww草がたくさん生えます。その一例はこちらの記事をご参照くだされ。こんなの多分序の口だよな。

 

あとは、彼の家族も結婚すれば人生に関わってくること。でもこれも日本人が相手でも同じ。うちなんて、インド系とフィリピン系のご両親なので、「家族」は文字通り100倍に増えた(笑)。近くの親戚の隣に住んでいる血の繋がりのないおばちゃんですら「aunty(叔母)」と呼ばれているし、いとこのいとことか、もはや関係があるのかないのかわからない人も「家族」の一員。インドでは結婚式の招待客が350人とかは「小規模」らしいし。100人なんてマイクロ結婚式だな笑。

 

失敗しない秘訣

今の時点で言える、国際結婚で失敗しない秘訣は、

結婚を決める前までに、相手の人間性を見極められるだけの能力を磨くことではないかと思う。何人でも、その人の人となりというものはある程度付き合ったり、質問したり喧嘩したりすると見えてくる。それが引き出せるレベルに語学力が達していない場合は、ちょっと危険かもしれない。それにその人の家族がどういう家族かも影響してくる。それを国際恋愛のキラキラに目をくらまされて自分自身をごまかさないこと

 

これに尽きる。どんなに好きでも、相手と自分との長期的な目線で見た相性を見極めるプロセスを省略せずに超現実的な目線でやり、そして自分の中の「うーん…」を無視しないこと。日本人なら選ばない人を、外国人だったら選ぶ理由はほぼない。

 

ま、私も散々痛い目にあったあとだからそう言えるのだけど😅。人生の戦いを一緒に切り抜ける相手を選ぶ、という意味では「国際」も「日本人同士」も大した違いはない。むしろ、行政手続きやら言語的な問題やら、国際結婚の方がめんどいことばかりだ。なんやかやで帰国する必要もあるので、飛行機代もホテル代もバカにならない。親の死に目に間に合わない覚悟もいる。なんなら、将来は老人ホームでアメリカ人の婆ちゃん達とシリアル食べてるかもしれないのだ。その苦労をわざわざ買ってでもやるのにふさわしい結婚相手なのか?本当に?

 

あと、前に書いた通り(↓)、超実践的な問題として、美味しいご飯が好きな人は、「食事の好みが合う」は結構大事だと思います、はい。

 

maribes.hatenadiary.com

 

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川に渡された丸太の上を歩いて魚が釣れる場所まで二人で冒険。小学生かっ笑!!しかも魚のいけすは洗濯用のネット。多少のリスクなんてとってなんぼ、冒険が大好きで実践的。私たち、その辺は同じです。

 

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