ちょっと前に、たまたまYouTubeに上がっていた中国ドラマの『如懿伝 〜紫禁城に散る宿命の王妃』にハマってしまいました。韓国の次は中国かよ、とダーリンには笑われてました。最近、ちょっとだけアジア回帰中。Vivaアジア!
(ちなみに、韓国ドラマにハマった話はこちら)
で、今回のドラマですが、
清王朝の乾隆帝の皇后と宮廷のゴタゴタがドラマの中心で、巨額の制作費もあってか、とても豪華絢爛で美しく、そして女同士の陰湿であるあるなドラマが妙に中毒🔥。
【アジアマガジン : 予告編#1】如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~ (2018) - ジョウ・シュン,ウォレス・フォ,チャン・チュンニン 原題:如懿伝 [2019年11月号]
87話もあるので流石に全部じっくりは見れなかったけど、寝る前にちょっと見ようと思ったまま、1話2話すぐ飛ばして見れてしまう。
そこで、彼に聞いてみた。
「もしも自分が王様だったら、ハーレムマネジメント、できると思う?」
「うーん、どうかな」
とあまりピンとこないみたいなので、ドラマの要点を説明してみた(ただし全部見てないのでザックリの掴みだけです&にも関わらず若干ネタバレ)。
乾隆帝といえば、世界史の中国史でも出てきたが、清の最盛期の皇帝で、史実として10回も外国や周辺に遠征に行っている忙しい皇帝。民衆には減税したり、文化的な大事業をやったりして、国内政治・外交政策ともに千手観音のようにフル活躍していた。
にも関わらず、宮廷では乾隆帝が愛してやまない皇后・嫻妃を引きずり下ろすべく、嫉妬の塊の側室たちがあの手この手で彼女を陥れ、仲を引き裂こうとする。とにかく女同士のありがちな究極のドロドロが展開される。毎日ありとあらゆるところに罠が仕掛けられているような感じだ。そして皇帝も当然ドロドロに引き摺り込まれ、側室が皇帝に「皇后が側近と関係を持っています!」というデマをチクってみたり、目の前で「違うんです!彼女たちが私をはめようとしているんです!」とか泣きわめくのを聞いたりで、皇帝はその裁判官を勤めなければならないし、召使いを拷問しなければいけないし、毒を飲ませる刑罰の執行を命じたりしなければならない。気の重い仕事だ。
自分の側室と寝ていても、彼女たちがベッドで自分に吹聴する話がどこまで本当かわからないので、信じることはできない。さらに、「自分の息子こそ、次期皇帝に!」と思うあまり、自分の息子以外の皇太子などは政敵でしかないため、側室たちが企んでどんどん殺してしまい、85歳の時点では17名いた子供のうち4人しか生き残っていなかったらしい(…せっかくたくさん側室に子供産ませてるのに、意味ない😓)。
しかもよくよく側室の顔ぶれを見てみると、全員違う部族出身。つまり、皇帝は好きな女を侍らせているのではなく、政治的なバランスを考えて各部族代表の女をめとっており、一人だけが寵愛された状態にならないように考えたりしなければならない。結構面倒くさいんである。
そして「ちなみに、Wikiによれば側室は15人で正妻が2名だったみたいだけど、全員それぞれ毎月PMSがあるよ😈」と付け加えておいた。ドラマではPMSがなんて話はなかったけど、現実ならPMSや妊娠中の不安定期や更年期はあるでしょ。
で、彼の答えは、
「もう聞いているだけで、鬱になりそう(depressing)だわ。俺はいいわ」
でした。😹😹😹
ですよね〜!
だって正妻一人でも、PMSの時、結構大変だもんね😅。あはは、いつもごめんね。
でもさ、一妻多夫だったら、男性のPMSはないし、陰湿さは少なそうだし、もっと管理しやすいと思うんだけど。やっぱり一夫多妻より、一妻多夫じゃない?😹😹😹