素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

結婚して変わったこと

夫と知り合って丸5年が経ち、そして結婚してから1年半が過ぎた。子供がいないと、結婚生活といっても、そんなに大きく変わらないかもしれない。大人二人だし、恋人同士の同棲とそんなに変わらないんじゃないかな。

 

と思ってたのだけど、意外とじわりじわりと変わっていっている気がする。

 

カップルの在り方によって、もちろん変化の仕方も違うと思うのだけど、こんな感じ。

 

カップルの中だけで完結する

コロナで毎日一緒にいることもあるけど、夫はなんせ大親友みたいな存在で、そして運命共同体でもある。だから当然、日々起こる事件も一緒に解決し、そして最初に共有するのは夫。今までは友達に話してたことが、夫と話すことで問題は解決して気持ちも落ち着いてしまい、カップルの間だけで完結してしまうことが増えた。嬉しいような、寂しいような?

 

こぼさないように気をつけるようになった

過去5年以上、夫はずっと体の故障で苦しんでいる。最初の3年はそもそも何が原因かわからず、あらゆる専門医にお目見えしてたらい回しにされ、次の2年は、やっと辿り着いた専門医の受診と手術がコロナと医療保険屋のせいで先延ばしになりまくっている(足の手術はもう4ヶ月待っている…)。夫は痛みをあまり愚痴らない方なので、つい「もっと家事手伝ってよ」とか言いたくなるけれど(言っちゃうこともあるけど)、本当は毎日痛いのがデフォルトなのだ。そんな夫を見ていると、あまりこれ以上負担をかけたくないなと思い、なるべく心配事や愚痴りたいことも、自分で解決できそうなら言わないようにしようと思うことが増えた。

 

昔は愚痴っている間にストレスを発散して解決方法を見つけ出しすことがよくあったけど、彼にも、そしてそういえばきっと一番私を心配しているであろう両親にも、少しずつこぼさなくなってきた。むしろ人の話を聞く余裕ができたというか…。これが大人になるってこと、人を愛するってことなのかなぁ。

 

孤独に自家発電する強さを学んだ

家族がいる。夫という、共同戦線を張ってる相棒がいる。それはとてもとても心強い。生きるのが少し楽になったかもしれない。泣くことが減った。でも同時に、カップルの問題は誰にも言わず、一人で抱えることが増えた。夫にはまず話すけど、心配をかけたくない場合は言わないし、カップルの問題や夫のことは、彼の事情を人に晒すことになるので、友人にもあまり詳しくは話さないことが増えた。これは恋バナで大いに盛り上がってた恋愛時代との大きな違い。夫の世間との距離の取り方も尊重したいし、何より不名誉になるようなことを妻が喋っては共同戦線にならない。結果として、自分の中だけで解決しなければならないことが多くなり、独身時代とはまた別の種類の孤独な戦いがあるのを知った。家族がいるから孤独ではない、ということはないらしい。

 

そして、彼も頑張っているのだと思うと、愚痴を聞いてもらって感情的・精神的に頼ろうとするのではなく、結局は自家発電でポジティブエネルギーを発火し、自分一人でなんとかしようとする強さが必要になった。人に精神的な助けを求めず、黙って、自分の中だけで回す強さ。私は今まで結構人に話すことでエネルギーをもらってきたので、これは新しい挑戦。少しずつ、やっぱり前よりも強くなろうとする自分がいる。人に話す時も前よりも考えて話してるかもしれない。大人の会話がなんか表面的でつまらないのはこういう事情もあるのかな(42歳、いまさら発見😅)。

 

結婚。

楽しいし、素晴らしい経験だからぜひお勧めだけど、意外とまたさらに成長が求められるみたいだぞっていう発見があったのでした。人生、深いぜ。

 

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大好きなカンクンの海。いくつもの違う青さを堪能できる。この写真を見ているだけで、心が穏やかになる。

 

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