2020年5月から始めた不妊治療クエスト。
フィクションじゃないだけに、全然読めない展開に毎月ドッキドキのジェットコースター。
これまでのあらすじは、右のテーマの「ベイビー大作戦」を見てもらうか、こちらの記事をどうぞ。
医療保険ブロックその後
結論から言うと…
勝ちましたーーーーーーーーーー!!!💪😭😭
意味不明な理由で保険適用を却下してきたケアファーストですが、病院からの抗議後、IVFについては一部適用、医薬品は全種類に対して適用ということになりました。あぁ… 長かった。もちろん医療保険屋が自分で言ってきた「8月6日」の期限は全然守られず、3回ぐらい電話して「上部にあげて」もらったのち、9月上旬にIVFの部分的カバーがOKになり、今週になって医薬品の許可も全部クリアになりました。もちろん保険は1年ごとなので、2020年12月までの分については、という注釈付き。
ちなみに、メリーランド州法が改定され、2020年1月施工の州法781号によれば、IVFは保険で適用されるものの、以下の点が条件になったようです。ケアファーストはこれを盾にリクエストを蹴ってきたのかもしれませんね。そういう説明ではなかったし、なぜ結局承認したのかの説明などないので、わかりませんが。てか、どの州議員だ、こんな条件作ったの!!
「IVFに関して医療保険の適用を受けるためには、(1)1年以内に人工授精を3回やって妊娠に失敗しているか、(2)子宮内膜症、ジエチルスチルベストロール暴露、卵管が詰まっているか切除されている場合、男性側の異常、のどれかの条件に当てはまる必要がある。」
(ざっくり訳。出典はメリーランド州政府)
ここでのレッスン:
① 医療保険屋が言ってくる「30日以内に…」などは、参考にしかならない。
② フォローアップは何度もすべし。医療保険屋は交渉相手と思え。
③ 州法は鬼門。ざっくり説明しているページに「X州ではIVFは保険適用される」と書いてあっても、州法をちゃんと読むと、色んな条件がついていたり、法改正があったりする。
で、結局いくらになるのか?
第1回目のサイクルは、ざっくり7500ドル程度(IVF6900ドル+医薬品500ドル強)になりそうです!💰💰💰💰
6900ドルというのは、医療保険が適用されない部分のコストで、不妊治療クリニックが提示してくるもの(これがまたものっすごい解読しにくい)。当然保険の種類によっても違いますが、病院によっても値段は違う。それに細かい内訳を足した合計がこの値段なので、ケースによって多少値段は違うんでしょうね。今回は「部分適用」で、適用してもらえなかった部分(受精卵の胚生検と凍結)の負担は約2800ドルくらい。全適用なら総額4700ドルくらいまで下げられた可能性があるってことですね。チクショー、医療保険屋め…。内訳を見ると「胚生検しても赤ちゃんが産まれるとは限らない」という主張は残した形になってますが、それでもざっくり200万が75万になるなら、最初っからそうしろよー。なんで3ヶ月も無駄にすんだよー!
医薬品は、最悪9000ドル(1回分ですよ!!!!)になるところ、医療保険が適用されたおかげで、(多分)500ー600ドル程度になりそう。保険が効くか否かで全然違う!内訳はこちらの記事をどうぞ。
まぁ状況に応じてこれに数百ドルは上乗せが来ると考えても、最終的に、医療保険が適用されなかった場合の1回200万円を考えれば、まぁ良かったのかも知れない。それでも、(42歳の場合)1回で成功する確率が5%と考えたら、正直安くはないですね。
ってなわけで、多分(crossing my fingers!!!!)、10月半ばから、IVF開始になる、はず、です(もう何度も話が変わってるので、ギリギリまであまり期待しないようにしてます…)!
そうこうしてる間に、夫の手術もなんだかんだ終わり、公式に私たちカップル、不妊治療に向けて準備が整いつつあります!どうやら「完璧に準備OK」という環境は一生こなさそうなので、新手の小さい問題を潰しつつ、前に進みまーす!!
ーメリル・ストリープ