不妊治療:殿は個室で
土曜のはずだった採卵第2ラウンドは月曜朝、明日の朝に決定。
手術前の最後の注射は今まで2週間で打った40本近い注射の中で、一番痛かった記憶。でも手術中の麻酔でものすごく深い眠りに落ちて、目覚めがめちゃくちゃ幸福感に満たされてたのも覚えている。実はちょっと楽しみですらある。とりあえず終わったらまた呑めるし。
さて、私が手術室であられもない格好で爆睡している間、我が殿は何をしてらっしゃるのかというと、男性が唯一できる貢献、つまりフレッシュなブツを病院の中の個室でご準備なされるのである。ちと書くのははばかれるとはいえ、この唯一の貢献のチャンスで真っ当な量と品質のブツをこさえることができなければ、股間に、いや沽券に関わる大失態。ということで、医者の指示通り3日前から禁欲体制に入り、当日は制限時間なしで個室で頑張るわけですね。
実際、朝っぱらから慣れない病院の個室で無理やり生産せよというのだから、緊張してうまくいかない人もいるんじゃないかしら。
それにどんな個室なんだろう…
私の想像では、エロ画像が壁に何枚も貼ってあり、エロ本、エロ雑誌などが散乱している部屋… だと思ったのだが、まぁまぁ広めの部屋にPCがポツンと置いてあるだけとのこと。…そうか、「エロ雑誌」とかってアイデアが既に昭和😅 今じゃ見たければ携帯ですら黒塗りなしで動画を見れる時代ではないですか。でも彼曰く、
「PCが一台あって、ネットフリックスを見れるようになってたわ😂😂😂😂😂」
ネットフリックス… いや流石に刺激が強すぎるくらいの生画像が見れる現代において、いちいち「あの映画のあのシーンはエロかったな」なんて思い出して、そんなファンタジックなラブシーンをわざわざ探す人はいるんだろうか… まぁ性的嗜好は人それぞれではあるが。多分、病院側はこのPCだけは汚れたPC認定して、ポルノサイトを見放題にした方が効率は良さそうではある。
(まだ終わってないけど)第2ラウンド総括
私は移住でもなんでも、最初は相当ぶーたれるのだが、大体1週間、1ラウンドで結構慣れてしまい、快適にやれる方なので、今回の第2ラウンドは諸々楽勝ではあった。楽勝すぎてちょっといい加減になりそうだったくらい。特筆すべき点としては、
- ホルモン注射1日目だけはやっぱり感情マックスになった。ウクライナ侵攻と重なったからというのもあるが、全てのことに憤慨して涙ながらに夫に訴えてしまった(夫、いつもながら、聞いてくれて耐えてくれてありがとう👼💕)。それ以外は平常運転。
- 途中で、午前中気持ち悪くて起きれない日があった。これは1日だけだったので原因は謎。
- 数的には前回よりも卵胞の育成は良さそう。やっとPrenatal gummiesをとり始めたのは関係してるのか、していないのか。
- 肌綺麗ねと言われた。やっぱり多少はホルモンを爆注している影響か。
そうそう、ここしばらくにおける1つ大きな発見は、妊娠前(prenatal)に採るサプリにグミ(gummies)があること!いや私サプリ大っ嫌いだったんですよ。メリカのサプリは本当に巨大で、大きいやつは余裕でそら豆くらいの長さ。しかも妊娠前に採っておくべき栄養素ってめちゃくちゃたくさんあって、こんなにたくさんの大きなものがいくつも喉に通るわけがない。
と思ったのだけど、ドラッグストアに行ってみたら、グミバージョンがあるではないですか。なんだ早く言ってヨ。しかもNature Madeのグミ、結構病みつきになる美味しさ。1日2つなのだけど、もう1つ食べちゃおっかな、と思えるレベル。これはオススメです。
さ、あと1日、重いお腹抱えて頑張るかー!
今辛い思いをしている人が少しでも希望が見出せる日になりますように。
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