不妊治療:もう題も思いつかない
不妊治療2回目。
卵子は前回よりも多く採れ、前回よりもちょっとだけ受精した数も多かった。のですが、結局、最後まで生き残れる卵さんはありませんでした。この年齢にしては卵子は多く採れてるというのに。でも前回よりも予後が良くなく、1週間は腹痛で寝込んだ上、昨日・今日で、交通事故当時の後遺症の頭痛が数年ぶりにぶり返してしまいました。いくつ頭痛薬を飲んでも、寝ても休んでも24時間経っても治らない、メリメリと頭が割れそうな頭痛が。何もできない。判断も鈍ってTwitterでは余計なことを呟いてしまうし。
で、ここで一旦お医者さんと今朝ほど作戦会議しましたが、3回目やってダメだったら、卵子ドナーの方を勧めるとのこと。そっか。そうなのか。
卵子ドナーということは、半分の遺伝子は夫ので、もう半分は誰か知らない女性のもの。それで受精させて、私の体内に戻して、私が妊娠を継続して、出産するという話。
なんか・・・浮気したみたいな感じもしないでもないけれど、それでも夫の遺伝子を持つ子供を産んであげることはできる。彼ほどハンサムで頭がめちゃくちゃ良くて、人の気持ちを理解できる心優しい人間は未だかつて会ったことがない。彼が人や動物にかける愛情の深さを知っているから、きっと自分の子供はもうものすごく可愛がるだろうし、めちゃくちゃその子供のために頑張るだろうことは目にみえるようだし、きっとハンサムもしくは美人な子供になるに決まってる。何より、心優しい人に育つだろう。
でも、夫氏は「半分が君じゃないなら、僕はそこまでして欲しいとは思わない」と言っている。その言葉と心を抱きしめて泣く。もう心が痛いというか。何もできないのが悔しい。泣いても何にもならない。わかってる。でも悲しい。
まぁ今日は何もする気がないけれど、外は晴れ。DCは桜の季節。
3回目は少し体を休ませて、数ヶ月後ということになった。
私は自分の結婚相手を厳選して納得いくまで探し続けたこと、待ったことについてはまったく後悔していない。焦って「まぁいっか」と結婚しなくて本当に良かった。考えうる最高の人が私の夫であり、彼と生きていく人生は愛に満ちてとても幸せだ。彼のおかげで人としても成長できていて、人生が楽しくもあり、心強くもある。仕事にも情熱と心血を注いだ20−30代を過ごせた。それはブログにも書いてきた通り。
でもすべてを手に入れることはできないのだろう。だからこそ… とりあえず30代独身女性は、卵子凍結しておいてくれ。本当に。30代前半なら、優良な卵子もたくさん採れる。保険とか貯金と同じ。それをキープしつつ、大いに恋愛と仕事を謳歌して楽しくやってくれたらと願っている。
そして今日は頭も痛いし、とてもポジティブにはなれなそうだけれど、私は絶対に前を向いて歩いていく。まだ3回目をトライできる資金は捻出できるし、夫は支えてくれているし、何より、ネガティブな気持ちで満ちた人生なんて私には似合わないし、私が許さない。きっと、いつも守ってくれている天使と神様がまた正しい方向へ導いてくれるだろう。
本日のブログ、オチなし。
今泣いている人に、希望と喜びに溢れる日が訪れますように。
そして、きっとそうなると信じている。