さて、少し前に、急にモロヘイヤスープが食べたくなってしまった日があった。
うちは母が新しい物好きで、珍しい食材でよく料理してくれたので、子供の頃からたまに食べてたスープである。エジプトの野菜で、クレオパトラも好きだったとか。
で、どうしよう。
そんなものはアメリカ人にはニッチすぎてDC近郊のスーパーには売っていない。困った。
てことで、"international market" "DC"で検索してみると、お近くにそういうスーパーがあるではないか。そりゃそうだ、アジア人がアジア食料店に群がるように、中東の人だって、自分たちの食材を求めて三千里してるに決まってるじゃないか。ワシントンDCの素晴らしいところは、各国大使館が集まる国際都市なので、比較的どの国の食材でも料理でも探せば意外と見つかるのだ。
よっしゃ!
行ってみると、小汚い少し引っ込んだところにあり、中に入るとプウウウン…と中東の匂い…というかスパイスの匂いが漂っている。胡散臭そうなイメージの匂いでもある😂
なんかレジの後ろの棚には、アラブの王族が飲んでそうな風体の金色の水差しみたいなものが置いてある。文字はアラビア語。店員さんも客層も濃ゆい感じ(私、薄いな〜)。
で、店内にはスパイスがあるわあるわ。大袋で安い値段で売っている。今度から胡椒はここで買おう。そしてありましたよ、冷凍セクションに、冷凍されたモロヘイヤのみじん切りしたやつが!!
英語ではJute plantというようです。
うふふ。
そして、私がやめるにやめられない大好きなインドのお菓子、グーラブ・ジャムンの缶入りバージョンも発見!これ、従兄弟に一度作ってもらったのだが、自作するのは非常に面倒くさい。要は丸ドーナツをスパイスの効いたお砂糖シロップにつけたような、それはそれはあんま〜いやつで、たまにどうしても食べたくなるのだ。
ふっふっふ。
こういう異文化のスーパーに行くと、そこだけが異空間で、想像力豊かな私の脳内は一気に中東のバザールにいる気分になり、少し旅行にきた気分を味わえるのも楽しい。私は異文化に触れるのが好きで好きで仕方ないのだ😂。
モロヘイヤスープのレシピ
さてさて、モロヘイヤスープはこちらのレシピがおすすめであります↓。作り方は意外とシンプル。
要は、
- ニンニクと玉ねぎをバターで炒めて、水(orチキンストック)を追加。
- 上記に冷凍モロヘイヤをブロック(うちは3センチくらいかな)でボンと投入。
- 別のフライパンでスパイスを炒めて角切りのトマトを追加して熱して完成。
- スープに塩胡椒したら、お皿にスープを入れて、トマトのスパイスを真ん中に落として終わり!
冷凍モロヘイヤだと、既にみじん切りされているので、切る手間がかかりません。
クミンシードを食べるのも香ばしくて美味しいし、何よりもお腹が喜ぶ。モロヘイヤのベータカロテンの含有率はほうれん草の2倍!ビタミンCもEも葉酸もほうれん草の日にならないくらいたっぷり入ってるんですね〜。
(わたし、美味しいと思った食材の栄養を調べるのが好きなんです)
夫氏はタマネギとネバネバ系が嫌いで食べてくれないので、私一人でたっぷり作っておかわりして幸せに浸っております。
モロヘイヤ、冷凍庫に放置できるので、うちはストックを2袋ほど入れてます。いつでも即座に食べられるように!
美容と美肌にお試しあれ♫