素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

別れは必然的な選択かもしれない

最近、周りで何人かの人が別れを経験したのを見ている。

グダグダで別れるだけでも1ヶ月を要した男性もいるし(彼が最後まで引きずってた)、突然別れがやってきた人もいる。

 

必然だったかもしれない

私ももう本当に数え切れないほど別れを経験した。自分で振ったこともあれば、振られたこともある。30過ぎた別れは「また結婚できなかった」という現実も突きつけられ、「私はこの先本当に結婚できるのだろうか」と悲しくてヤサグレたこともある(ちなみに、その後ろくなことがなかったので、やさぐれるのはオススメしない)。

 

兎にも角にも、別れる時に毎回、私の心の中で最終的に落ち着いた落とし所は、

 

「縁があればまたつながる」

 

だった。人生において、友達の縁が切れてたのがまた時を経てつながったこともあるし。

 

実際、これは正しい判断だったと思う。

 

つまり、とても馬が合う夫と結婚してみて振り返ると、別れた人々はやっぱり私とはあっていなかったと今なら確信を持って言えるのだ。確かに付き合ったからには、自分の中の属性・特性とその人の持つ何かとが共鳴した部分があったから付き合ったのだけど、その部分は私の核となる部分ではなかったり、一過性の何かだったり。付き合ったことに意味はあったけど、長続きするcompatibilityではなかった。むしろ、彼らと結婚することにならなくて、本当に良かったと思う。多分、破綻したであろうことが、今ならよく見える。当時の私もしくは彼は、きっと本能的な、心のどこかで聞こえてくる声で、NOと感じていたから、最終的に別れることになったのだろう。

 

その証拠というわけではないが、別れた人や振った人のその後を見ると、「あぁなるほど」と思う、私よりもずっとお似合いだな、と思う人と結婚しているのだ。その人にとって大事だったことが何か、結婚相手を見て納得したこともある。だいぶ経ってから、心から、「お似合いの人が見つかって良かったね」とすら思えるようになった。

 

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ふんふん、それでそれで?

 

人はわからんもんやで

まったく別の話で、「ネットで嫌がらせにあって、IPを調べたら親友だった」というツイートを見て、母が「人はわからんもんやで」と言っていたのを思い出した。あるとてもおとなしい物静かな友人が、10年後に会ったら夫が投資で成功して大儲けして、その成金話を延々と聞かされて驚いたのだとか。そういう人だとはまったく思わなかったと。

 

多分、その人は突如として豹変・人格が変わったわけではなく、そういう部分もあったのだけど、以前はその部分が特に表に出ない状況だっただけではないかしら。

 

私もこの歳になると、「その人のことをある程度知っているようで、すべては知らないし、知らない部分を私が勝手に適当に自分の想像でこうだろう、と埋めている可能性がある」ということには気づいている。私たちは、その人のざっくりとした属性・特徴を、「派手な人」とか「細かい人」とか、自分の経験してきた数に見合うだけの属性バスケットに入れて、そこに色んな出来事で見聞きしたその人の反応の記憶を入れておいて、その集合体を見て、なんとなくその人を知ったつもりでいるんじゃないかしら。

 

でも人間て多面的だし、実際のところ、自分だって知らなかった自分を発見することだってある。

 

まぁ何が言いたいかというと、昔の恋人のことも、「知っている」つもりだったこともあるんだろうなぁ・・・と。私が分かる範囲・知り得る範囲で理解してただけで、その人を深くは理解してなかった部分もあるかもしれない。

 

友達から相談の多い夫氏は現在、人生・恋愛相談センターみたいになっており、友人たちのために割いてあげる時間を見ていると、仕事にしたらどうかと思うぐらい。でも彼らの話も含め、私の経験を踏まえても、結果的に「別れなかった方が幸せだった」と思える関係は今のところ、見たことがない。だから即ち100%全員別れて正解、とは言っていないが、人と人との関係が崩れたり、別れることになるには、それなりに理由があり、そして必ずしも、長期的に見るとお互いにとってネガティブなことではないのではないかと思うのだ。

 

心の傷はすぐには癒えないし、傷は傷。今だってあの痛みは覚えている。以前も書いたけど、心が失血死するかと思ったし、死にたいと思ったこともあるし、いつまでこの恋愛サイクルをやってるんだろうと苦しくなったこともある。完全に癒えるのに10年かかったやつもある。

 

でも少し泣き止んだら、そのまま続かなかった方が良かった関係もある、きっともっと良い関係があり得るから、今はこの関係のチャプターを終わりにするのだ、と考えても、良いかもしれない。

 

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これはケネディの葬儀が行われた教会にある。私の中ではまったく別の思い出がある場所だが。

 

その涙が涸れる日が早く来ますように。

幸せに満ちた日々が早く訪れますように。

 

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カンクンの海。もう、あとは場所を変えて、少し心を洗うのも良し!人生はたくさんのサプライズと可能性と幸せに満ちている。冒険の旅を続けようじゃないか。

 

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