素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

在米25年目の気持ち

今年の夏で在米25年になる。

ちょっとずつ、自分が日本にいた期間よりも、アメリカにいた期間の方が長くなり始めた。

25年。四半世紀じゃん。赤ちゃんがいい大人になるような期間。

 

いつも夫と二人きりなので、今回は日本への帰国が初めて憂鬱で仕方なかった。

飛行機が飛ぶにつれ、どんどん夫との距離が開いていく。

夫と猫さんは数週間もほったらかしで大丈夫だろうか。

初めて、飛行機の中でもワクワクせず、何しに日本に行くんだろう、くらいの感覚だった。

 

ところが、まぁ予想通り一度日本に着陸してしまえば、仕事をしていたので怒涛の数週間があれよあれよという間に過ぎていく。日本は楽しい。親と一緒に過ごす時間が幸せすぎる。友達と過ごす時間も宝物すぎる。ご飯が美味しいのは言わずもがな。すべてがかわいい。すべてが夢みたいにキラキラしている。映画みたいですらある。仕事も楽しかった。

 

恵比寿で見た風情のあるお店の入り口。

 

そしてまたアメリカに戻る日が近づいている。

夫と猫さんに会いたい。

猫さんの温かさ、夫の匂い。

それは恋しい。

 

でも。

毎年来るたびに少しずつ老いていく親を、

また放置していくことが不安で仕方がない。

今回、親は前回よりも元気だった。

でも、次回は、その次は、どうなっているかわからない。

そんな危うさを感じるのが70代後半なのだ。

親がどんどん歳をとっていく間、その変化を見届けられないのがこんなに残念だとは。

 

海外に家族を持つということは、日本の家族と海外の家族との間で、心が真っ二つに割れることだ。どっちも愛してる。どっちとも一緒にいたい。でもそれは叶わない。

 

自分で作り出した状況だけど、

年とともに感じ方も変化していくもので、

やっぱり、やっぱり、日本にいる家族は大事なのだ。

 

アメリカに戻ったら戻ったで、

翌朝からめちゃくちゃ仕事のスケジュールが詰まっている。

時差ボケてる暇すらない勢いだ。

だから今回は感傷に浸る時間すらないだろうけど・・・

 

海外移住というのは、楽しい日々もあり、むしろ今住んでいるところで生きることが自然だとすら感じることもあるけれど、やっぱり心が引き裂かれる気持ちになることを避けることはできないのかも知れない。

 

そんな日本もあと数日。

抱きしめるように、愛おしむように、すべての瞬間をちゃんと覚えていられるように、脳裏に焼き付けながら、時間を過ごしていく。

 

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