素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

ブラックビーンスープと恋の味

素敵な女は胃袋も抑えている(笑)。胃袋戦略はなんだかんだ鉄板。だって美味しいご飯を食べさせてくれる人のところには男女問わず人が集まるもの。

 

で、今日作ったブラックビーンスープは、自分でも天才か!?と思えるほど美味しかった。このスープは今まで何度も作っているけれど、今回のは、割合・分量にミリグラム単位でうるさい夫くんも「今までで一番美味しかった!」と言ってくれているので(→彼が美味しいという料理は人様にお出しして良いレベル笑)、備忘も兼ねて、ご紹介!

 

レシピにまつわる話はレシピの下に。

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人生の酸いも甘いも知った大人の女のスープ💕 ってことにしておこう♬

 

<材料:3人分(夕飯を大人2人で食べておかわりができるくらい)>

  • A: ブラックビーンズ(1缶=15.5 oz/439g)
  • A: ハラペーニョ(1つ)*
  • A: ポブラノペッパー(1つ)
  • A: 玉ねぎ(半分)
  • A: にんにく(2かけ)
  • C: 鶏の胸肉(薄いものを2枚...1枚でも無問題)
  • B: 塩(サラサラーっと)
  • B: 胡椒(同量)
  • B: ガーリックソルト(ガーリックパウダーと塩でも代用可。なければ塩だけでもOK)
  • D: ケソ・ブランコ(ラテンアメリカのチーズ)*
  • D: シラントロ(数本。私は大好きなのでたくさん入れるけど、分量はお好み)
  • D: トルティーヤチップ(あれば)
  • オリーブオイル
  • (あれば風味のために)ベーコンを焼いた時にできる脂(なくても無問題)*
  • 胸肉を茹でた時の茹で汁

 

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ブラックビーン、(下から)ポブラノ、ハラペーニョ、にんにく、ケソ・ブランコ

 

<道具>

フードプロセッサー/ミキサー

<所要時間>

30分程度。

 

<手順>

以下、丁寧に説明してますが、要は、Aを適当に切って炒め、ミキサーにかけてBで味付けし、Dと下ゆでしたCを飾り付ける、です。

  1. 中くらいの鍋にお湯をはって、スプーン半分くらいの塩を入れる。沸騰したら、鶏の胸肉を入れて下ゆでする。数分、火が通ればよし。あんまり放置すると硬くなる模様。胸肉を取り出して、適当な大きさに割いておく。その時、茹で汁を捨てないこと!!!
  2. 玉ねぎを輪切りにしておく。あとでフードプロセッサーにかけるので切り方はどうでもいい。ハラペーニョはヘタを取ってそのまま輪切り、ポブラノは半分にしてヘタとタネを取ってから輪切りにする。にんにくは薄切りに。ケソ・ブランコは8ミリ角くらいのサイコロ型に切り、シラントロはみじん切りにする。
  3. スープを作るための大きめの鍋にオリーブオイルをたらたらーっと2周くらい垂らしてから、にんにくをこんがり炒める。正直、油の量は目分量で無問題。揚げるわけではないのでビシャビシャに入れる必要はないし、少なすぎれば焦げてしまうので、「タラタラーっと2周」はまぁ多分大さじ1杯あるかないか、かな。
  4. 玉ねぎを3に投入。ここからひたすらきつね色になるまで中火で炒める。
  5. 4の玉ねぎがだいぶクタクタになって狐というよりたぬき色になってきたら、ハラペーニョとポブラノを追加。中火続行。必要に応じてオリーブオイルもしくはベーコンを焼いた時にできる脂を追加。ハラペーニョとポブラノがクタクタしてくる直前くらいまで中火で炒める。
  6. ブラックビーンの缶を開けて、水を切ってから、ざっと5に入れる。
  7. 待ってました、鶏の茹で汁を6に投入!分量は、既に入っている具材が隠れるよう、ヒタヒタに。一度沸騰したら、あとは蓋をして弱火でしばらく(ル・クルーゼで5分以上、普通の鍋で10分くらい)煮る。太字にも関わらず間違って茹で汁を捨てた人は、水にチキンブイヨンを入れるか、市販のチキンストックを代用しましょう。
  8. 7をミキサーに入れて、具材の形がなくなるまでにする。(好みで、多少形が残るくらいにしても良い)
  9. 胡椒とガーリックソルトを適宜入れる。鶏の茹で汁が塩味なので、少なめに入れて味見をして、必要なら追加する、くらいが良い。後で追加するケソ・ブランコも塩味が効いているので、スープは多少薄味でもOK。
  10. 9をお皿に盛る。ケソ・ブランコ、割いた鶏肉、最後にシラントロ、トルティーヤチップの順で盛り付ける。最初にチーズを入れるのは、スープの熱でいい感じに溶けるから。
  11. 出来上がり!(ちなみに上記の写真ではトルティーヤチップは入れてません)

 

*ベーコンオイルは、朝ベーコンを焼いた時にたっぷりできる脂をとっておいたもの。コーヒーのフィルターで漉して瓶に入れ、冷蔵庫に入れておけばかなりの期間保存できる。ベーコンの香ばしい香りがフッとするので、香りづけに使っている。

*ケソ・ブランコは、ラテンチーズの中でも硬くて塩味が濃いめ。熱で少し溶け、固めのガムみたいな食感になる。ケソ・フレスコだとボロボロとするが、それはそれで塩味なので、食感は変わるけど代用はできる。

 *ポブラノはぜんっぜん辛くありません。ピーマン程度。ハラペーニョは、スパイシーなスープになる程度。ちょっと辛いものが食べられる人にとっては何でもない辛さです。

 

<レシピにまつわる話>

実はこれ、アメリカ人の元彼から教えてもらったレシピ。あはは。大昔に別れたけど、このスープともう1つのレシピだけは美味しすぎて忘れられなかった笑!だって本当に美味しいんですもの。

別れるときは「彼以上に愛したいと思う人にはもう会えないかもしれない」と思ったくらいですが、あの時の自分に「全然そんなことないから!人生で最高の相手に出会うために必要な別れだから!10年以上あとだけど、超幸せな結婚をして、カフェ音楽をかけながら世界で一番大好きな人と夕飯食べてるから!!」と言ってあげたいです。

次に絶品だったのは、キューバで食べた家庭料理のブラックビーンスープ。ラテンアメリカではブラックビーンをよく食べますが、キューバのおばちゃんのは陳建一も顔負けの美味さだった。その経験を活かしつつ、彼が昔作ったのよりも、ずっと美味しいものに昇華させました。人生の酸いも甘いもわかった、スパイシーな大人のスープです。お試しあれ💕💕💕

 

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