素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

サルサヴェルデとメキシコの思い出

 

米系のスーパーでは、ミシェル・オバマが食育に力を入れて以来(裏取りしてないけど多分そのはず、最低でも時期的には符合する)、つまりここ10年ほどかけて、だいぶ国際的な商品コーナーが拡充されてきました。それでも、一番充実しているのは、全米でもものすごい勢いで増えているラテン系の人たちが食べるラテン食品と食材。

 

ということで、毎回アジア系スーパーに行くのもいいけど、どうせなら、ラテン系の食材も試してみてはいかが?

 

今回は、サルサソースの中でも緑色のサルサヴェルデ(salsa verde = green salsa)をご紹介。なんせ適当万歳派の私が作るので、簡単でさっさとできること、そしてあまり分量にこだわらなくてもできるもの、になります。こだわり屋の夫には理解してもらえませんが、これ重要。

 

いつも通り、このレシピとの馴れ初めは下にあります。

 

<サルサ・ヴェルデ>

スーパーでは既に瓶詰めのも売ってますが、15分程度でできるし、フレッシュな方が断然美味しい。サルサなので、ラテン系の料理にいくらでもかけられる。もちろん、サルサチップとも相性がいいです。

 

いるもの

  • A: トマティーヨ(Tomatillo=緑色のトマト)を4つか5つ(大きさによる)
  • A: セラノペッパーか、ハラペーニョペッパーを2つ(どっちも大して辛さは変わらない)
  • A: ハバネロを1つ(=辛いものが好きな人のみ。これを入れる場合は、セラノ・ハラペーニョは1つで十分ですが、スパイシーなのが好きなら是非2つのままで!)
  • A: 玉ねぎを1つ
  • A: にんにくを2かけくらい
  • A: オリーブオイル(タラーっとスプーン1杯もないくらい)
  • B: シラントロを1束(分量はお好みで。私はすごく好きなので、スーパーで買ってきたそのままをガサッと入れますが、ちょっと入れすぎです笑)
  • B: 水もしくはチキンスープ半カップくらい(→味わいはチキンスープの方が出ますよ)
  • C: 塩・胡椒(塩は小さじ1杯くらいですかねぇ…)
  • C: ライムかレモン(スプーン1杯くらいかな?)

作り方

一言で言うと、Aをフライパンの上でグリルして、AとBをミキサーに入れて撹拌して、Cで味付けする、です。というか、本当にそれだけなので、これ以上書くことはないんだけど、注意点としては、

  • トマティーヨは、ほおずきが大きくなって緑色になったようなもの。なので、実のまわりについている殻は先にとって、洗っておきます。ちょっとベタベタしてますが、気にする必要なし。
  • Aのうち、トマティーヨと玉ねぎは切っておいたほうが火が通りやすいです。生玉ねぎは辛めだし。
  • ローストする際にオリーブオイルを垂らしておくと、無駄に焦げにくいです。
  • ロースト具合はお好みで… ですが、ある程度火を通した方がスモーキーで美味しいのと、生っぽい苦味がしないので、私は結構しっかりローストします。グリルでやるのも手です。

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サルサ・ヴェルデ(直訳すると緑色のサルサ)は、緑色の野菜で作るので、そういう名前なんですね。赤いサルサは、赤いトマトなどを使います。ホオズキっぽいのがトマティーヨ、濃い緑がハラペーニョで、その隣にあるちっこい黄緑色のがハバネロです。

 

<サルサヴェルデの応用方法>

一回ソースができちゃうと、もうラテン系の料理全部にかけたくなっちゃう!

 

応用方法としては、

  • ステーキタコスにかける
  • タマーレスにかける
  • トルティーヤ・チップスをディップする
  • チラキレスにする

など色々あります。

 

タマーレス(Tamales) 

タマーレスは、メキシコでは路上で売ってまして、小腹が空いた時に小銭で買えるもの。ホットドッグ(アメリカではcorn dogといいます)の皮部分と同じ具材をコーンの葉っぱを干したものに包み、中にチーズや肉類の具を入れて、蒸したものです。最近ではスーパーのラテンコーナーや冷凍コーナーに行くと、パックで売ってます。朝ごはんに1つ、小腹が空いたらまた1つ、という感じでたべれます。作りたければ、自分で作るのもそんなに難しくはありません(餃子を作るときの面倒くささ程度です笑)。

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タマーレスにサルサ・ヴェルデをかけてみました。美味しいっ!ちなみに下に敷いているのもメキシコ製です。市場で安くで売ってます。

 

ステーキタコス

うちは夫くんがステーキが大好きなのでしょっちゅう焼いてくれるわけですが、食べ飽きる!ので、サイコロの大きさに切って、フライパンで温めたトルティーヤに乗せて、トマトや玉ねぎを切ったのと一緒に、サルサヴェルデをかけて、シラントロを散らして食べます。メキシコの通りで売ってるのをなんとか再現したいのですが、なかなか難しい笑。

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ステーキタコスはこちら。トルティーヤは結構長持ちするので常備。具材をパパッと用意したら、あとはトルティーヤを温めて包むだけ!簡単です。

 

<メキシコの思い出>

会社を35歳で辞めてから放浪の旅に出ることにして、グアテマラを旅した後に、メキシコには7ヶ月ほど住みました。本当はラテンアメリカを旅して回る予定だったのですが、メキシコが素晴らしすぎて、ずっと居座ってしまいました。

 

AirBnBで見つけたおうちに住み、そこで出会ったSちゃんにサルサの作り方を教えてもらいました。ほぼ帰国の時期に知ったのですが、このお料理が上手で美魔女なSちゃんは、自営業をやってる社長さんでした。メキシコでも、色んな女性が、幸せになろうと一生懸命生きていました。長らくDCでバリキャリ生活を送り、組織を取りまとめる側としての緊張感、重責を感じる外交問題を取り仕切った私は、顔が真四角になってこわばっていました。このメキシコ生活で、人生に必要なものは何かを考え、人の温かさと家族の大切さを、教わったのでした。

 

Viva Mexico! 

 

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自衛隊には飯炊き部隊があると思いますが、メキシコ軍のそれは「トルティヤドーラ」、つまりトルティーヤ部隊です。これは本物のメキシコ軍のものです。しかしそうなるとイタリア軍はパスタ部隊がいるに違いない、と思えてきますね。フランスにはクロワッサン部隊とか?笑
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おっと長くなりすぎて忘れるところだった… ここまで読んでくださって感謝です。感想もお聞かせください。そして下のうちの猫さんの写真をクリックしていただけると、ランキングと私のやる気が上がります!💪💪💪 よろしくお願いします❤️ 
  


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