やっと念願のスキャナーを買い、3連休はスキャン祭りだった。まだ終わってないが、とにかくデータマニアの私は一度相当断捨離したにもかかわらず、まだまだあらゆる文書・個人的なデータを保存している。まぁもし伝記を書くことになったら、日時まで含めて非常に正確な自伝を書けるに違いない(どんな有名人になるつもりなんだ😂)。
で、紙の山に埋もれて大事な書類を仕分ける作業をしていたら、「 10年間を振り返る」というメモが出てきた。わざわざタイプアップしてあり、どうやら32歳の時にまとめたらしい。あらちょうど10年前じゃないの。
「10年間を振り返る」
メモには、
- アメリカに来た理由
- 22歳から32歳までの主な出来事の年表(恋が中心😂)
- 過去10年間で達成できたこと
- 次の10年間でやりたいこと・なりたい自分
- 次の5年でやるべきこと
- 次の1年でできること
などが箇条書きと年表になってまとめてあった。さすが自分。調査分析が仕事なだけに、まとめるの上手いな笑。
それをパラパラっと見ていたら、
「42歳になった時、まだセクシーで魅力的・チャーミングな女性であるように時間を過ごす」
と書いてあり、思わず泣き出してしまった。
そこにちょうど帰ってきたダーリンに思わず、「ねぇ、私はまだセクシーで魅力的でチャーミングな女性だと思う?」と泣きながら聞き、「うん、君はセクシーで魅力的でチャーミングだよ」と言ってもらった(この状況でNOなんて言えないだろうけど😂)。
32歳という年
そう、この10年間には苦しい日々もあり、それなりに人生の辛酸を舐めたのは自分が一番良く知っている。だけど、10年後の自分は、自分の目標を捨てずになんとかやってきたよ、と、危険な恋をしては手ひどい失恋をくらって失望していた32歳の自分に言ってあげたくなったのだ。交通事故で脳損傷もあったし、退職してメキシコにも住んだし、起業もした。まぁとにかく色々あっちこちの角にぶつけて満身創痍で嵐の中を進んるみたいだったけど、自分は良くやってきたよ、と。
10年前、32歳といえば、DCの同い年の日本人女子たちが一斉に日本に帰国した時期でもある。アメリカの大学院を出て、可愛くてDCで仕事してきた友人たち。結婚や親の介護、日本では35歳が足切りという転職のタイミングを見据えての判断だったのだろう。私にとっても、残るか戻るかの賭けに出る年でもあった。
そして、10年が過ぎた。メモを見てみれば、ちゃんと「大好きな人と結婚して」までは達成できてる。「子供を育てる」はちょっと遅れ気味だけど、まぁいい(アメリカあるあるによる妨害は計算に入ってなかった😂😂😂)。それに仕事で忙しくてあまり自炊しなかったので、こんなんで結婚できるのかしらと自分でも思っていたけど、意外と、「誰かのために、栄養を考えた料理をさっと作れるように」もなった。「人への期待値を下げる」もだいぶできるようになった… まだ今じゃなければならないものは実現していないけど、人生における核心的なことについては、どれも前に進んでいる。
まだまだ目標はたくさんあるし、理想の女を追求している途中。それでも10年間、必死で頑張ってきたな、と自分の人生をあらためて抱きしめてあげることにした。
自分の放った言葉は現実になる
22歳から32歳までの間では、「生きることにした」ということが達成事項に入っていた。能動的に生きるという選択肢を選んだということだ。今は生きたいかどうかなんて考えることはなくなり、「どう生きるか」を考えている分、とても幸せで成長したとも思う。
日々の生活の中にいると、気にしてないつもりでもやっぱり心のどこかで他の人と比べてみたり、自分の失敗やダメなところが気になったりと、「まだまだな自分」に目が行きがち。だけど、こうやって自分と向き合ってみたら、意外と頑張ってる自分を再発見できる。
言霊という言葉があるように、自分で言った言葉は、現実になる。これは100%信じている。だから、ちょうど区切りが良いので、次の10年、52歳までになりたい自分・やりたいこと、についても書き出してみた。もちろん、さらに完成度の高いセクシーで魅力的でチャーミングな女性になっているはずで、10年後の自分は「艶と品格のある女性」と表現しておいた✌️。
10年だと先すぎて何から始めれば良いかわからないので、その半分の次の5年の目標をさらに書き出すのは効果的。5年先が描ければ、じゃぁこの1年何をすれば良いか、が見えてくる。人に見せるものではないので、自由に、そして本音で心の声をそのまま書くのがキモ。なれるかどうかではなく、「なる」のだ。10年後の自分を作るのは、今日のわたし。書き出してみると、語っているだけの「夢」が「現実」にできそうになってくる。そして、現実にする。必ずそうなる。
だから、書きましたよ。きっと実現させる、次の5年の目標。10年後の自分に「良くやったね」と言ってもらえるよう、また1日1日を大切に、抱きしめて生きていきたい。
気になる人はやってみてください。
そして、どうぞ素敵な1日を。