DMVエリアもやっと完全に春になった。
朝から気温が高めで、木々に新芽がたくさん出ている。
ここは、ホワイトハウスから車で30分程度なのに、近くには小川が流れ、家の横を鹿が数頭ゆっくり通り過ぎるような、朝からキツツキが木をコンコンする音が響くようなところ。
ズボラ派に優しい植物
さて、春なので、バルコニーが少し緑で賑わってきた。
料理で使った後のヘタだった細っこい小ネギは、勝手に冬越しして太い東京ネギに近い様相を呈し始めた。同じく勝手に冬越ししたミントもバジルを駆逐して、2週間で鬱蒼と茂っている。去年株分けしてもらったシソも、勝手に種が落ちたのか、本葉がたくさん出ている。今年の夏が楽しみ!
お分かりの通り適当万歳派なので、全部放置で冬越ししたのに、結構いい感じのバルコニーになっている。ミントは特に強いようなので、葉っぱを毎朝摘んでも勝手に増えるし、庭仕事が面倒派には特にオススメ。
で、今年挑戦したいのが、ラズベリー。ベリー好きの夫氏が食べたいとのことで。ベリー類の苗木はスーパーでも売っていて、2株で20ドル。
自家製ジャムのレシピ
無類のベリー好きな夫氏ではあるが、色々細かいのでちょっと味が落ちたものなどは食べたがらない。私もリンゴを買ってきては忘れてしまったりする。もったいないなぁ… そういう時はどうするか?
ジャムにする、が正解!
ジャムほど作るのが簡単なものはない。レシピはこちら。所要時間は15分から30分くらいかな?
<いるもの>
- 果物(リンゴ、ブルーベリー、ラズベリー、いちご、ルバーブなど)、砂糖、レモン
- 空き瓶、鍋
<レシピ>
1)果物を洗う(ルバーブ、リンゴ、いちごの場合は2−3センチに切っておく)
2)鍋に果物を入れる
3)スプーン2杯くらい水を入れる(なくてもよし)
4)砂糖をドサっと入れる(スプーン2−3杯?)
5)火にかける。最初中火で、その後弱火(量にもよるけど、15分くらい弱火で煮るもよし。自分で食べてみて、ジャムになったと判断した時点で終了)
6)途中でレモン汁を入れる(レモン半分くらいか?)
7)味見して、砂糖の量を調整する
8)リンゴの場合はフードプロセッサーにかける
9)瓶に詰めて終了!
<注意点>
- ルバーブは最初はシレッとしているが、途中で急にみるみるグダグダになるので、よく見てること。
- レモンを入れるのは、ジャムっぽいドロドロさを出すため。これがないとサラッとした感じになるけど、なかったとしても食感以外は無問題。
- リンゴはなんだかんだ形くずれしないので、最後にフードプロセッサーに適宜かけることで、ジャムっぽくなる。私はピューレ状態よりも多少形を残しておく方が好き。
- 果物は新鮮な方が良いとは思うけれど、多少シワシワになりかけてるものでも全然大丈夫。ただし、腐ったものやカビが生えたものがないか、ちゃんと見極めるのは重要。
- 砂糖の量は味見しながら調節できるので適当で良いけど、最初からドッサリ入れると取り除けないので、少なめから始めるべし。
- 空き瓶は洗った後に、10分ほど煮沸すると間違いない。
こんな感じで簡単に作れるので、うちには常にいろんな種類のジャムが冷蔵庫にあり、既製品は買わない。ヨーグルトに乗せて食べるとすぐなくなってしまうので、日持ちについて考える必要もなし。
アメリカではベリー類は結構簡単にスーパーで手に入ると思うので、ぜひお試しあれ。