交通事故から10年
10年前の8月下旬、確か25ー26日あたり。
私は交通事故に遭い、頭を強く打って頭の中で出血し、胸骨も折った。
それがついに10年。
アメリカでの交通事故はなかなかの地獄で、後遺症の激しさから、もう仕事は廃業だろうなと思った。その後のゴタゴタも大変で、多分人生で最も厳しい選択肢を迫られた。とにかくここまで追い詰められたことがないくらい追い詰められていたし、どこにも答えのない、誰も正解がどこにあるのかわからない、未曾有の経験を通過した。本当に追い詰められていたと思う。
それがですよ。
10年後。
当時予想した通り、まだ結局、後遺症はあるのだけれど、それでも、この地球上で最も愛情の深い、誰よりも私の本質を見抜いた上でその長所も短所も全部愛してくれる、尊敬してやまない素晴らしい人と支え合って生きていくことができ、やりたいことに挑戦しているなんて。
その時は想像できませんでした。
本当は「後遺症もないし」って書きたかったんですけど、昨日は実は8時間ぐらい続くひどい頭痛で何もできませんでした。残念。でも、「それは、交通事故の教訓を忘れないように、リマインダーなんだよ!」と友達が教えてくれました。何それ、すごい良い考えじゃん!そういう友達がいてくれて、私、まじで幸せ者じゃないですか。✨💖
まだまだなんですけど、それでも10年前に比べて、人に感謝することができるようになった。他の人の人生について思いを巡らせることができるようにもなった。多分、これ以上できないくらい、夫を愛しているし、それを行動にして、言葉でも伝えている。
もうね、感謝しかないやんけ。
交通事故がなかったら、後遺症がなかったら、もっと人生は楽だったと思う。
でも、おかげで得た強さと幸せはそれ以上だと思うのです。
もし今、人生のどん底を通過中の人がいたら、もしももう誰に相談して良いのかすらわからない状況だったら、きっときっと、希望はあると信じて欲しい。
もう真っ暗で何にすがって良いかわからないとしても、絶対に希望の光は見つけられる。
きっと起死回生できる。
絶対に、このどん底は次の章に移行していくための過程であって、きっと次の章には、予想もしなかった素晴らしい瞬間がいくつも待ってる。
そしてその力はあなたの中にある。
どうかそう信じて欲しい。
そう願っています。
本当だよ。