素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

自分の遺伝子解析をした結果

最近では、血液を採取してもらうだけで、遺伝子を解析できるらしい。

 

彼と子供をどうするか問題を話している時に、遺伝子解析をするかしないかという話になり、結果として、やることになった。

 

私は確率でしかない余計な情報を知って心配するのが嫌なので、基本的に出たとこ勝負の方が好きである。我が父も祖父も、ある時点で死ぬような病気になっていながら、猛烈に働いている間に本人も知らないまま勝手に治癒し、医者が後でそれを発見したような人たちだ。死ぬ時は死ぬので、死ぬかもしれない可能性について心配するより、他のことに人生の時間を割きたい。

 

が、夫は「難病になるとわかっていて産む方が、子供にとっても家族にとっても無責任」との考え。色々話し合ったけど、どうもこの考えを堅持したいようなので、面倒くさくなって私の方が折れることにした。

 

やり方は簡単で、血液検査をすることと、遺伝子解析に関する基礎知識を説明した10分程度のビデオ動画を見るだけ。そこから数週間後に(3−4週間だったか?それなりに長かった)、遺伝子解析を担当する会社(GeneScreen Counseling)の遺伝子カウンセラーとビデオ会議。ビデオ会議で済んだのは、コロナだからかどうかはわからないが、家から1時間話すだけで済んだのは楽だった。

 

血液検査では、病気などのキャリアになりうる283の遺伝子が存在するかを調べる。これが全部ではないらしいけれども、現在検査できるのはこれだけ。カウンセラーとの電話ではその検査結果の他に、自分とそれ以外に、両親、兄弟、祖父母や叔父・叔母、従兄弟までの、持病や病歴、亡くなっている場合はその死因まで聞かれ、それを元に留意すべきことなどを教えてもらった。

 

検査結果は…

 

シロだった!!…ふぅ...。

やっぱりほんのちょっと緊張した。

ちなみに何かのキャリアだったとしても、その遺伝子が1つあるだけでは発症しないそう。ただし、父親と母親が両方ともに発症していなくてもキャリアであれば、子供には25%の発症する確率がある。25%を低いと見るか高いと見るか。

 

ちなみに、親戚の病気などは正直、知らなかったり、うろ覚えだったことも多く、「特に聞いてはいない」という回答になってしまった。あとで両親に確認してみたら、若干ずれていたが、両親の記憶も既に曖昧で、あまり意味がなかった笑。

 

そしてこの電話カウンセリングは、彼と私の両方が出席しないと「出席した」とカウントされず、欠席は50ドルのペナルティと妙にハードルが高い。しかも保険が効かず、費用は300ドル強。これが1カップル300ドルなのか、参加者1名につきなのかを確認し忘れた… ので数週間後にポロっと来るであろう請求書が怖い。(^^;;

 

プロセスはともかく、「二人とも何かのキャリアーだった」とわかったら、子供は産まないことにするのか?確率的に25%なら、私だったら、「やってみる」に賭けたい。わかることで避けられることがあるとすれば、それはそれで良いのかもしれないが、余計な未来予測を知ってしまうことは結果次第では怖いなと思う。そして、私たちは比較的戦略的な考え方は似ているのに、ここで意見が食い違うとは、というちょっとした発見でもあった。

 

1つ言えることは、こういうことも含め、子供や家族、教育などについて、夫に率直に意見を言い、そしてお互いガンガンに議論できる素地があって良かった、ということかもしれない。意見に賛成かそうでないかも含め、とことん議論するので、たまに周りからは喧嘩しているように見えるかもしれないが、私たちの間ではお互いへの信頼は深まっている。

 

ちなみに高齢出産において確率が高くなるダウン症などは、この遺伝子解析ではわかるものではないらしい… まぁ、人生、何をやっても賭けという側面は否めない。何が起こるのか、予測できそうでいて、やっぱりできないのが人生だ。

 

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遊んでくれろと10分ごとに邪魔しに来る猫さん。ついに噛み噛み攻撃!3歳児が家にいるみたいだ…

 

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