素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

恋愛ブレイクスルー(男と女のコミュニケーション)

過去の恋愛を振り返ると、ある時点から恋愛が進化したなと思えるブレイクスルーポイントがある。それは、「男性は女性ではない」ということの意味を理解し、男性とのコミュニケーション方法を変えた時。あの瞬間から、男性と付き合っている時のコミュニケーションがとても楽になった。

 

とても単純で当たり前なのだけど、20代の私はこれを理解していなかった。「男性は女性ではない」ということは、体の作りが違う、というだけでなく、(これは一般論だけども)思考回路も違うし、コミュニケーションの仕方も違うということなのだ。

 

❤️愛されてる証拠❤️

当時の私はまだまだお姫様思考で、ちやほやしてもらうこと、が愛されることだと勘違いしていた部分はあるし、「何も言わなくてもわかってくれる」のが愛してる、私のことをわかっている証拠、だと思っていたし、女子同士の会話・行動みたいに、ツーカーで私の言わんとすることをわからないタイプは、頭が悪いのだと思ってた。私がお皿を片付け出したのが見えたら、彼はお皿を洗い始める。私がご飯が出来たよ、と言ったら、食卓にフォークやナイフなど必要なものを出し始める。今日は帰りが遅くなりそう、と言ったら「迎えに行こうか?」と言う。この辺、私の周りの女子にはいちいち言わなくても通じる。本当に女子同士はツーカーで楽だ。男子はなんでこうも鈍チンなのか。これだったら女子同士で結婚した方が合理的じゃないのか?

 

だいたい、具体的な要求をするなんて、なんか芸がないし、クイズの答えを教えちゃうみたいでなんか身も蓋もないじゃない。そこを正しく推理できる男性こそが、私をわかってる証拠(どんだけ上から目線…😅)!!

 

⚡︎ブレイクスルー⚡︎

日本社会は行間を読むことを社会的に求められるので、日本人男性は比較的訓練されているかもしれないけれど、欧米社会ではむしろ自分の意思をはっきりと説明できることが大事(もちろん限度はあるし、意外とアメリカ人は婉曲表現を使います)。その上、文化の差もあるので、「こういう時は普通、こうするよね?」という行動が違ったりする。そんなわけで、ある時仕方なく諦めて、ヒントを出すことにした。例えば、私がお皿を片付け始めた時には「ねぇ、お皿洗うの手伝ってくれる?」と具体的に何をして欲しいかまで、添えることにしたのだ。「ご飯できたよ!フォークとか出してくれる?」など。

 

具体的にどうして欲しいのか、の一言を添えるだけで、ずいぶん話が早くなった。視界に入ってねーのかコラ!と呪ってたくらいなのに、「お、おう」といそいそとやってくれる。なんだ、別にやりたくなかったとか無視してたとかではなく、「何をしたら良いかわからなかった」らしい。

 

そして、これは結婚してからも同じ。

 

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Twitterで見つけてスクショしてたものなので出典不明&引用できず。ごめんなさい!

以前こんな画像を見て大爆笑した。男性はぼーっとしてるから、大変なんだろうな。だけど、こんな気持ちを心の中で吐くくらいなら、通訳に期待するのではなく、ハッキリと言ったらいいのだ。

 

「今日は疲れてるからもう寝るけど、自分でご飯は作ってね。その後、お皿も洗っておいてくれるかな?そしたら明日の朝、ご飯作るのがとても楽だから!」

 

そして何度でも言う。できればユーモアも添えて。するとだんだん気づいたら、言わなくてもやってくれることが増えた。「お皿を流しに置くときは、水をさっと流しておいてね」「脂ギトギトのフライパンに水を張っておいてある時は、その中に他のお皿やフォークを入れないでね!」など、細かいお願いですら、必ずではないけど覚えておいてくれるようになった。愛があればこそ、(彼からしたらマイクロマネジメントなことを)覚えておいてくれるのだ。言うのは確かに手間だけど、でもこっちも慣れてくるので疲れててもスッと出てくるようになる。

 

💕コミュニケーションは双方向の努力💕

行間を読む力、相手を観察する能力は大事だと思う(ちなみに、メキシコなんかは行間読みまくりである。このスキルがフル活用されるのは日本だけではない)。だけど、相手に察してもらうだけに頼るのではなく、自分の意思を明確に「相手がわかる言葉で」伝えるというコミュニケーション能力も大事なんじゃないかな。

 

ざっくりした一般論だけど(つまり、グレーゾーンはあるけど、白か黒で分けたら)、男性は複線で物事を考えない傾向にある。単線で、1つずつ集中して片付けていく。また女子は、いろんな情報の点と点をつなげて結論を導く傾向がある。「A」と言われたら、ということはBの可能性があるので、今やるべきことはCだ、という感じ。男性の場合は、「A」と言われたら、「そうか、Aなんだな」と受け止めて終わり。以上!😂 

 

前も掲載したけど、これはこちらの動画の説明がわかりやすい。アメリカ人も爆笑してるのだから、アメリカ人の夫婦も思うところはあるのだろう😂。

 

www.youtube.com

(これは2時間のレクチャーの一部。よほど面白いからか、アラビア語、スペイン語など色んな言語で字幕がつけられているようですね)

 

一般的にこういう傾向にある、というだけで、なんなら別に男女で分けなくても良い。仕事をする上でも同じだ。仕事である以上、自分とは違う思考パターンの人と仕事をしなければならないことはよくある。相手が年上だろうが年下だろうが、女子だろうが男子だろうが、何人だろうが、行間を読まないタイプだったり、自分とは思考パターンが違うなと見抜いたら、「どうして欲しいか」という点をこっちが説明するようにすれば良いのだ。それをいつまでも「行間読めないやつ・使えないやつ」と相手のコミュニケーション力の向上のみに依存したって状況は変わらないし、お互いエネルギーの無駄。コミュニケーションは、双方の努力で成り立つのだ。

 

こういうのは、恋愛ステージの時からやっていれば、結婚してからも楽だし、子供が生まれる頃には、家事手伝ってというお願いレベルだけでなく、「こういうことを言われる(される)のは嫌だから、やめて」といった感情的なことも含めて、コミュニケーションしやすくなってるのではないかなぁ…  結婚はまだ修行中だけど、少なくとも恋愛史上では結構インパクトが大きかったブレイクスルーでした。

 

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