さて、やたら「一応とっておく」夫のせいで、断捨離はまだ続行中。Amazonで買って使わなかったものとか、返せば良いのに「一応」と思ってる間に返却期間が過ぎたりしてるじゃない。私の家事の1つにこれらを売るかあげるかする、というのが加わったじゃないか。こちとらスッキリした家が好きなのだ。てなわけで、やたら知らん人とコミュニケーションする機会が増えているけど、あぁオンラインデートやってた時を彷彿させるフラストレーション。詐欺(多分)もいるし、失礼なやつもいるし、よくわからないが消える(ghosting)やつもいる。
というわけで、今回はオンラインで物を売り買いする時のちょっとしたコツをまとめておいた。これ、オンラインデーティングでも使えるコツかもしれない。日本人同士とは勝手が違うからな〜。
ちなみに、断捨離先についてはこちらをどうぞ。
自分の住所は教えない!
ええ、そうです。やりとりの過程で、「じゃぁ売りましょう」となったら住所を教えるわけですが、正確な住所は教えない方が身のためです。なぜなら、理由はよくわからないけど、住所を教えた後に「やっぱりいらない」と言い出したり、無言で消える人もパラパラいるから。売る側としては、住所はIDの一部。私の住所を売ったのか、単に気まぐれなのかわからないけど気持ち悪い。
だから、2−3軒先の家を指定し、かつアパート番号は載せない、などがポイント。「近くに来たら教えてね」と言っておき、連絡が来たら自分が外に出て招き入れれば良いだけです(軽いものなら、持って出ても良いですね)。相手が距離があるところに駐車したなら、運ぶのを手伝ってあげれば良いこと。これに文句を言う人には会ったことがありません。
人によっては、近所の警察の前とか、駅前とか、自宅以外を指定する人もいるようです。面倒でなければ、万全を期すという意味ではそれも手ですね。だって物を売り買いする他人に家の中を見られてしまうわけですから。ここはアメリカ、何があるかわからない。
失礼な人は相手にしない
例えば、20ドルで売っているものに対して、初めて連絡してくるのに「15?」と数字だけ入れてくる人。「location?」など場所をいきなり一単語で聞いてくる人。とにかく、受け答えがきちんとしていないタイプは私は避けています。赤信号。結局コミュニケーションが取れなくなったり、約束を守らないタイプが多いから。そうじゃない人もいるかもしれませんが、ストレス源になるので、最初から相手にしない方が良いですね。こっちが売り手なので、自分と同レベルのコミュニケーションの丁寧さを求めるのは間違ってはいない。絡んでもろくなことがありません。デートサイトならなおさら。もっと言えば、外国人でもなさそうなのに初歩的な文法が間違っている人もフラッグ(you'reがyourになってるとか…)。一概に言えませんが、個人的な統計として、今まであまり良い経験がありませんでした。
「Is this available?」はあいさつと思え
FBのMarketplaceだと、クリック1つで「それ、まだ売ってますか?」とメッセージを送れる。だからなのかなんなのか、聞くだけ聞いて、返事してもその後何もアクションのない人(返事すらない!)の多いこと。20件くらい連絡があっても、約束の時間を設定するまでは、というかその人が取りに来る瞬間までは、一喜一憂せず期待値は底辺にしておいた方が精神衛生上良いです。
複数のサイトにポストする
FB、クレイグスリスト、海外リンク、フリーサイクル、その他のローカルなサイトなど、売り買いするサイトはいくらでもある。英語ではcross-postingと言いますが、複数サイトに掲載して閲覧される機会を増やすのは良いと思います。デートサイトでもクロスポスティングはしてますね。あ、この人他でも見たわってことあります。心の中で「頑張れ〜 Good luck!」と言って次にいきましょう😂。結果として売れれば良いので、私は値段を少し変えて掲載してみることもあります。段階的に値引きする手間を省ける。
交渉する
これはどちらかというと買う時ですが、例えば少し遠い場所の人には「もしかして中間地点で引き渡してもらえることはできませんか?(例えば)まだ残ってたら、DCまでいらっしゃる時に連絡していただけませんか?」などと交渉することもできる。人によりますが、意外とOKな人もいます。また写真が足りない人は「裏側がどうなっているか教えてもらえますか?」などと聞いてみて、無駄足にならないようにするのは大事。
ややこしいやつとは絡まない
これは代表的な詐欺であるあるですが、「今引っ越し中で(前で)、引越し業者が取りに行くから…」とか「お金を先に送るから取っといて」とか、とにかく話がややこしい人とは絡まないのが無難。FB関連の詐欺を調べると、「間違って」多めのお金を送金し、差額を返してくれと後から言うので送ったら、最初の送金がバウンスした(決済できなかった)というのは超代表的な詐欺。これはクレイグスリストでも出てきます。なんか微妙なやり取りの内容の時は、数行をそのままコピーしてググると、固有名詞を変えただけで後はコピペの詐欺だったとわかることが多いです。赤信号!
話が簡単すぎる人はあまり信用しない
何も質問してこない人、やりとりが早くてミニマムで簡単すぎる人は、結局最後に「やっぱりいらない」となる傾向がある模様。時間まで決めて住所だけ聞いて「やっぱりいらない」となるケースがいくつかあり、最初から買う気はなく、住所だけを聞きたかったんではないか…という気がする。真実は確かめようがないけど。黄色信号、警戒心を持って進みましょう。
もちろんFBプロフィールはチェックしましょう
FBの場合、PCからは何故か見れないけれど、携帯からはプロフィールをチェックできます。友達が数人しかいない人、プロフィール写真にいいねがほとんどない人、住所がアメリカですらない人… などはちょっと気をつけてやり取りする必要あり。詐欺用のアカウントにたくさん友達はいないはず。これも黄色信号。
辛抱強く!
これはデートサイト、人材探し・職探しと同じ。必ずどこかにそれを必要とする人はいるので、すぐに売れなくても辛抱強く掲載していると、時間がかかっても買っていく人は見つかります。タイミングと値段の感覚があう人に出会うまで粘りましょう。静かなる粘り強さ(perseverance)は大事。
オンラインでの売り買いでは、詐欺まがいの人たちとのやり取りはイライラしますが、友達になれそうな人や面白いことを知っている人に出会ったりすることもある。ちょっとしたゲーム感覚でどれだけ売れるかやってみるのも面白い。
あ、オンラインデートについてはご興味があればこちらからどうぞ。