素敵な女研究部・アメリカ編

首都圏でアメリカ生活を満喫しつつ、いい女を目指すブログ。

カミングアウトその後

私の男友達の一人が、以前カミングアウトして、ちょっとビックリしつつ勇気をもらった話は以前書いた。もしかしたら、自分はゲイなのかな、と思うから、ちょっとその線で調べてみる!ということだった。

 

maribes.hatenadiary.com

 

その後、彼はどうなったか?

 

実はこの宣言をした数ヶ月後に電話してみたら、何かの趣味を通して知り合った女の子と数ヶ月間付き合い、既に同棲し始めていた。オイ😂。カミングアウト宣言したことで、なんだか心の重荷が取れたようで、それだけでスッキリしてしまったそう。結局彼の場合、「ゲイなのかもしれない」という疑問を抱えたままでいることが苦しく、それを言葉にしてしまうことで、もう気持ちは十分晴れたようだ。特にそれ以上、その世界を知ろうという欲求もないらしく、それはそれで話は終わった模様。

 

意外すぎる展開だったけど、まぁ、こういうことって、あるかもしれない。心のモヤモヤをずっと抱えていると、特に「XXかもしれない」という疑念を抱いていると、それが心の中で大きなモンスターになってしまう。そうなのかな、そうだったらどうしよう?自分は自分に嘘をついているのかな?特にゲイであることが禁忌のカトリック圏だったりすると、「もしかして」と思うこと自体が既に色々と問題で、心が落ち着かない。

 

でも、セクシュアリティってそう単純なものではないので、例えば女の子同士でセックスできたとしても、だからレズビアンというわけでもない。性欲・性癖と精神的に人を求めることとは、少し違うのだと思う。彼の場合、モヤモヤを解消すべく、一歩踏み出したことで、結局「そうでもなかった」という発見があり、そして次に行けたようだ。

 

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JFケネディの墓地があるアーリントン墓地から眺めるDC。モニュメントと議会が見える。

 

彼女を作る気はない?

少し話は別だが、以前、少し気になる人がいて、私よりずっと若くてどうしようかなと迷ったことがある。記憶が曖昧だけど、大学でたてのまだ働き始めて1−2年とかだった気がする。すごく頭のキレる子だった。ハウスシェアしてたので、毎日会うし(ていうか隣の部屋だし😅)、気にはなるんだけど… 向こうが私に興味があるのも知っていた。たまに交錯する私たちの視線は、他のハウスメイトと違って少し絡み合っていた。

 

で、結婚願望とかあるのかな、と彼の感覚を遠回し〜に聞いてみたところ、「まだ若いし、彼女すら作る気ない。しばらくは楽しく過ごしたい」との返事で、それを聞いて私は心の中でそれ以上考えるのはやめることにしてしまった。私の方は既に結婚相手探しの段階に入っていたので、しばらく楽しみたい人とはタイミングが合わない。

 

ところが、その数ヶ月後、彼はしっかり彼女を作って幸せそうにしていた。そう… 人の気持ちや考えというのは、意外と時と共に結構変わっていくものなのだ。180度変わることだって、あり得る。そして会話の内容・状況によっては、必ずしも本心を全部言っているわけでもない。だから、人が言った言葉をそのまま鵜呑みにして、それを指標に判断するのは、間違うこともあるかもしれないな、とその時、ちょっとしたジェラシーと共に思った。もちろん、「変わってくれる」ことを期待・前提にして、判断するのも良くないので、このバランス・塩梅がなんとも難しいところ。これは色々失敗してみて、感覚を覚えることなのかもしれない。ま、この教訓のおかげで、今の夫がいるのだが。

 

とりあえず、例のカミングアウトの男友達は、彼女と仲良くやってるし、今度もう少し職場に近いマンハッタンに一緒に引っ越すことや、将来的な話もしているんだそう。もし心にモヤモヤがあれば、彼は私に言ってくれる気がするから、きっと今の関係がうまくいっているのだろう。そのうちNYCで彼女に会うのが楽しみ。

 

みなさま、have a wonderful rest of the weekend! 

 

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久しぶりにアナポリスで友達とフレンチ料理屋さんでご飯してコーヒーを飲んだ。自分で淹れるコーヒーも良いけど、やっぱりカフェで出されるコーヒーも好き。

 

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