ここ数日の食事。
在米20年の人間は何を食べてるか、というと、こんな感じ。
ゴーヤーチャンプルーに、オクラの酢の物に、ご飯の上に自家製ご飯ですよを乗っけたもの。翌日の夜は、ごぼうを揚げて甘辛くしたやつと、お豆腐のニンニクラー油がけ。
そう、基本的に、結構野菜中心で、和食が多いんですよ。
自家製ご飯ですよが、美味しくて悶絶です。すぐ作れます!
食にまつわる昔の話
今の私は不妊治療の影響でだいぶ体重が重いんですが、体は健康そのもの。
でも実は、留学で渡米した時は、過食症を抱えていました。日本で大学生の時にストレスから過食症になり、衝動的に大量にパンやチョコパイを食べてはトイレで喉に手を突っ込んで全部吐く、という日々。だんだん癖になり、あとで吐けば良いやと思ってますます食べるようになり。
でも途中でふと怖くなったんですよね、これ、いつまで続けるんだろうか、と。
そこで調べたわけですよ。
そしたら!!
「摂食障害は基本的に治らない」
とお医者さんのページに書いてありまして。マジか。
でも私、天邪鬼なので、昔から「治らない」とか「無理」とか拒絶・否定されると、「だったら絶対、自力で治してみせる!!!」と奮起する方。日本の実家で真夜中に、気持ちだけはそう強く思ったのを覚えています。
で、そのまま渡米。
ところがですね、留学して間もなく、スーーーーっと治りました。過食症。
なぜなら!!!
大学院があまりに忙しすぎて、宿題が多すぎて、食事する時間がなかったから!!!😂😂😂
過食してるヒマがなかったんです。文字通り。
大学院では大量の宿題(全部英語)が出て、グループワークもあり、食べる間もなく、わああああああああーーーーっとなっている間に、気づけば3日くらい経ってました。そして勝手に痩せていきました😂。今から思い返しても、初めて親元を離れて自力で海外で暮らす、というだけでも大変で、その上大学院の大量の勉強で、もう必死についていくので精一杯な怒涛の日々でした。
そして、
アメリカ人があまりに太ってたので、実は自分はナイスバディなんじゃないかと気づいたから!!😂😂😂
日本標準ではありえないくらいほっそい体がもてはやされますが、アメリカ標準なら私は肥満なわけでなし、ナイスバディだったんです。日本標準だと、もう少し痩せても良かったかもしれませんが、ここはアメリカ、who cares?です。
そしてアメリカ人、まーーーーーーーーーったく気にしていない!それどころか堂々としている!!人生楽しそう!!!😎
そういうアメリカ人を見ていて、ちまちまと数センチウェストが太めだとか、多少ポチャッとしてるとか、そんな瑣末なことをいちいち気にして生きていくことが、とてもバカバカしくなったんですね。どうでもいい、そんなの。誰も見てすらない。それより、人生を大いに楽しむことにもっと自分のエネルギーを注いだ方が良い!
しかも、気付きました。ウェストの数センチくらい、数キロの体重くらい、結構2週間あれば、筋トレなどしてる間に、忙しい間に、どうにでもなることに。気に病むほどのことじゃない。
あとは、親元を離れた解放感、もあったと思います。当時の私は、実家にいることが苦痛だったんですね。親が問題…というより、若かったから、早く自立したかったんだろうと思います。留学先では、自力で知恵を絞って生き抜くしかない。過食してる場合ではありませんでした。
そんなわけで、大学院の初めの方で過食症は嘘のように治りました。その後も、食べ過ぎるのだけは苦手で、食べ過ぎた時はいまだに吐くことはできるのですが、そもそも食べ過ぎることもなくなりました。食べることによってストレスを解消したいと思わなくなったんでしょうね。過食症だった時は、実は、自分のストレスに気づいて欲しかった、言葉で言えなくて、自分を苦しめることで体でそれを示そうとしてた、という部分もかなりあった気がします。
今は、食べたい時に、食べたいものを食べる、という生活を徹底しており、キックボクシングやダンスをやっているので、筋力はついていて、基本的に体はしまっている方。
知り合いでアメリカで摂食障害で亡くなった人もいるので、必ずしも全員に当てはまるわけではないかもしれません。でも今、摂食障害で苦しんでいる人がいたら、
治った人もいるよ、
環境を変えてみるのも良いよ、
とお伝えしたく思いました。
このブログは、人生色々ともがいてた時の私、きっと若い人ならありがちな悩みを抱えていた時の私・・・と同じような状況にいるかもしれない、妹たちに向けても書いています(自分には妹はいないもので)。
誰かの何かのヒントや希望になれば嬉しいです。